2017-01-01から1年間の記事一覧

小倉2000の特異性

夏競馬は苦手なんだけど、特に小倉は良いイメージがない。これまで小倉で当たったのと言えばダイシンプランの博多Sとコスモフォーチュンの北九州記念くらいか。どっちももう10年くらい前の話だから恐ろしい。 小倉記念は毎回難しいんだけど、王者メイショウ…

クイーンS

ヴィクトリアマイルのアドマイヤリードはあまり強い競馬をしたようには見えなかった。3キロも斤量差をもらったらアエロリットの方が大分上に見える。 相手は単騎逃げを打った時のクロコスミア。逃げがハマる可能性もあるので馬連一点。 ◎アエロリット ○クロ…

アイビスサマーダッシュ

斤量の重いネロは切り。アクティブミノルも前走はセカンドテーブルあたりにはしっかり交わされてるしあまり評価を上げるほどの走りではなかったような。 夏は牝馬。特に斤量の軽い馬、体重の重い馬が有利ということで、レジーナフォルテとフィドゥーシアの2…

中京記念

もう8歳だけどサンライズメジャーで何とかならないだろうか。マイラーズCでは強豪相手に僅差5着。安田記念も逃げたロゴタイプ以外先行馬が壊滅した厳しい展開なので評価を下げる必要はない。息の長い脚を使える馬だし左回りも得意。このくらいのメンバーなら…

函館記念

ヤマカツライデンが何が何でも行くとして、逃げたときだけ強いステイインシアトルは軽視するのが筋か。サトノアレスは54キロが恵まれているように見えるけど、前走もしょぼい相手にそんなに余裕なかった。2歳王者のわりに札幌でデビューから2連敗してるし、…

七夕賞

マルターズアポジーがトップハンデでこれほど人気すると結構不安もあるな。1800であれだけ強い競馬をして2000の大阪杯やスローの2500であっさり沈むところを見ると、2000はちょっと長すぎるのかも。 ただ輸送でマイナス10キロの影響もあったかもしれないし、…

CBC賞

ラヴァーズポイントを狙ってみるか。 昨年はレッドファルクスに屈したもののベルカントを競り落として2着に入線。当時は50キロの軽量もあって準オープンで惨敗直後にも拘わらず7番人気とそこそこ穴党の支持を集めていた。その後も54キロのセントウルSで再び…

ラジオNIKKEI賞

今週開幕の福島は前が止まらず時計が速い。これなら外を回して差してくるのは厳しそう。となるとマイペースで逃げればしぶといウインガナドルに先着できる馬はそう多くないんじゃなかろうか。 サトノクロニクルとライジングリーズンは斤量を嫌って消し。セダ…

宝塚記念

とりあえず素直にキタサンブラックを頭固定。でもヒモは何買っても当たる気がしない。 宝塚記念と言えば上がり1位の馬が強いレース。タフなレース展開から最後まで伸びる馬が強い。この点では長距離重賞と似た部分は多いんだけど、2500以上の距離で台頭する…

米子S

阪神もかなりの高速馬場で前が止まらないシーンが目立つ。これならダノンメジャーか。重賞戦線だとあっさり捕まってしまうけど、少頭数の競馬になるとマイペースでストレスなく走ってそのまま押し切れるタイプ。頭固定で狙えるのでは。 末脚頼みのブラックム…

函館スプリントS

1000万下でレコードが出るような未曽有の高速馬場だけど、結構外差しが届くレースでもあるし、どこに狙いをつけてよいか難しいところ。時計勝負で思い浮かぶのはエイシンブルズアイだけど最近不調だし、夏に走るタイプでもない。 高レベルと言われた3歳牝馬…

ユニコーンS

リエノテソーロはダートで倒した馬がそれほど活躍していないし、芝馬だった可能性は十分。 これが消えたら最有力はアンティノウスだろうか。前走500万下を4馬身差で圧勝。当時の東京ダート良馬場では古馬準オープン1.36.3、古馬1000万下1.37.7、古馬500万下1…

エプソムC

順位付けが難しいメンバーだけど、超スローで先行馬が33秒台前半で上がる極端な競馬になったメイSの1-4着馬がまとめて人気を集めているのは不思議。現4歳世代が大したことないという評価も固まりつつあるし、上がり馬で戦績に傷の少ない4歳世代は重賞になる…

安田記念

確固たる逃げ馬不在でも安田記念は知らず知らずのうちにペースが上がりがち。単純な前残りにはなかなかならないけど、スローに慣れ切った差し馬が意外と直線伸びなかったり、先行馬がタフに伸び続けてそのまま残ったりする。スローからの瞬発力勝負でも、高…

鳴尾記念

少頭数で54キロ、2000の距離なら人気でもスマートレイアーを信頼する。 スマートレイアーが先行策から早めに抜け出してくるようなら、ヒモは差し馬から。時計勝負に結構実績があるのはスズカデヴィアス。落ち着いた展開からの末脚勝負ならここでも勝負になり…

日本ダービー

今年の皐月賞は1.57.8のレースレコード決着。こういう風に皐月賞が高速決着に終わった年のその後について、過去の事例から考えてみる。 94年のナリタブライアンによるレコード1.59.0を基準として、これを上回るタイムが出たのは去年までに6回。 そのうち後ろ…

目黒記念

本命はメイショウカドマツ。 東京では条件戦を2つ快勝し、ダイヤモンドS3着、目黒記念4着、アルゼンチン共和国杯2着。いずれも強い相手に厳しい展開をものともせず健闘している現役を代表するサウスポー選手。一昨年のアルゼンチン共和国杯以来、次はいつ出…

オークス

穴狙いが難しいレースだけど、強いて臭いところを狙うならディアドラだろうか。 堅実に伸びるものの勝ち切れないレースが続いていたけど、最近は一走ごとに成長著しい。アネモネSは2着とはいえマクりながら外を回したライジングリーズンに出し抜けを喰らった…

ヴィクトリアマイル

超高速馬場が続くようならオートクレールを買おうと思っていた。1600に距離延長してからの充実ぶり、前走マークした好時計、そして人気馬はミッキークイーン以外あまり高速マイルに適性がなさそうなところから、1分32秒前後の戦いになったらここでも十分勝負…

京王杯SC

雨か―。明日のGIずっと高速馬場で考えてた。 本命はプラヴィッシモ。母父サドラーズウェルズらしく( 3 2 1 1 )の道悪巧者。唯一の着外は1200で逃げ馬が圧勝する展開の中で後方からよく追い込んだし、とにかく悪路を苦にしない。そもそも1200はこの馬にとって…

NHKマイルC

うーん、難しい。土曜のプリンシパルSが1.58.3.ダイワキャグニーが強かったというのもあると思うけど、やはり春の府中らしい高速馬場。外を回して豪快に追い込めるような馬場状態ではなさそうだ。ハナに拘るタイプもいないけど、前はそれほど簡単に止まりそ…

新潟大賞典

01年の新潟回収以降のこのコースの全ての出走馬の成績を馬体重別に並べると、馬体重420キロ以下では勝率わずか4%しかない。しかし420-459キロでは6%、460-499は勝率7%、500-519は8.7%、520-539は12%、そして540以上では13%に達する。つまり見事に重い…

天皇賞・春

春の天皇賞の2強対決ムードと言えば、やはり有名なのは「地の果てまで伸びる」無敗の2冠馬トウカイテイオーv.s.「天まで昇る」最強ステイヤー・メジロマックイーンの対決になった92年。 あるいは96年、阪神大賞典で3着以下を9馬身ちぎる一騎打ちの末に復活を…

谷川岳S

過去2戦で連対しているのが条件戦上がりのヒーズインラブだけで、そのヒーズインラブにしても前走は際どい写真判定のギリギリの勝利。他はオープンでは頭打ちの感が強い馬ばかりで、かなりの混戦模様になっている。 パッと見渡して気になるのはシベリアンス…

青葉賞

アドミラブルがどの程度かまだ計りかねるけど、ここでは連は外さないか。相手候補はマイエルスフェーン。ホープフルSではレイデオロに食らいついたし、京成杯も勝負所で全く動けない不利があって0.1秒差3着。まともなら勝っていたはず。ステイゴールド産駒だ…

皐月賞

皐月賞の各馬の走りに対する評価はダービーの予想の時にやることにして、その前にちょっと思ったことを書き留めておきたい。 今回のレースについて、「直線一旦は完全に抜け出したペルシアンナイトを、ゴール前ギリギリでアルアインが差し切った」みたいなレ…

皐月賞・追記

ヒモにもう1頭アウトライアーズを含めるかどうかで悩んでいたけど、他の人の予想も見ながらいろいろ考えるうちにアルアインが気になってきた。 なんか地味な存在でそこそこ人気もしてるし、これまできちんとレースを評価できてなかったけど、シンザン記念で…

皐月賞

馬券的には例年と比べてもかなり面白い皐月賞になってると思うんだけどどうだろう。最近の皐月賞は上位とそれ以外の馬に実力差を感じることが多くて、人気馬に付け入るスキが見当たらなくてなかなか穴狙いが難しかった。今年は前走1着でクリアした馬が10頭も…

桜花賞

悔しいのでちょっと回顧。 普段巡回している予想ブログの方々が片っ端からアエロリットとアドマイヤミヤビ推しだったから、逆に嫌な予感したんだよなw。人気なかったしそりゃみんな買いたくなる。しかし壮大な釣りだった。 アドマイヤミヤビの手応えのなさ…

桜花賞

ソウルスターリングとアドマイヤミヤビの2頭がもう少し人気を分け合うかと思っていたけど、意外なほどソウルスターリングに偏ってしまった。土曜の昼にはどうも単勝3000万ほど突っ込んだ人もいるらしい。仮にそれがなかったとしても、他の券種の売れ方から実…