ヒモにもう1頭アウトライアーズを含めるかどうかで悩んでいたけど、他の人の予想も見ながらいろいろ考えるうちにアルアインが気になってきた。
なんか地味な存在でそこそこ人気もしてるし、これまできちんとレースを評価できてなかったけど、シンザン記念では馬場の悪い内で詰まって負けたもので完全に度外視できる。勝ったキョウヘイには千両賞で1馬身の着差以上に余裕を持って完勝している分、余計にこの馬の強さを評価できる結果になった。
そして毎日杯。初見ではサトノアーサーが取りこぼしたレースかと思っていたけど、見返すととにかくアルアインが強い。もともと阪神1800外回りのこのレースは例年差し・追い込み馬が圧倒的に有利。今年も前半60.1ならそれほど楽なペースではなく、実際逃げ馬は大差負けし、アルアインとほぼ同じ位置から勝負に出たクリアザトラックも最後パタッと止まってしまった。その中で2番手から敢然と抜け出して、推定11.0-11.3-12.0の上り34.3で押し切ったこの馬はかなり評価できる。
勝ち時計1.46.5は08年ディープスカイと13年キズナに次ぐ歴代3位。上位2つは前半59.0,58.6のハイペースに引っ張られてのものだし、そこそこ時計がかかっていた今年の阪神ではかなりの好時計と言える。離されて負けた4着プラチナムバレットは土曜のはなみずき賞で若葉Sハナ差2着のエクレアスパークルに完勝してみせたし、戦った相手もなかなか強かった。
毎回のように出負けするタイプなのが心配だけど、二の脚は速いほうなので今回もそこから盛り返して好位を取れる可能性がある。ディープインパクト産駒で速い馬場にも適性がありそうだし、ファンディーナと一緒に伸びてくるのはこちらかも。
◎クリンチャー
○ファンディーナ
▲アルアイン
△プラチナヴォイス
△ウインブライト
△ペルシアンナイト
ある程度好位を取れる馬を優先することにして、アウトライアーズは諦めて、ウインブライトも評価を落とした。でもファンディーナが先行馬を全部潰して圧勝するような流れになったら追い込みが届きそうだし難しいところですな。
