同じ東京2500のハンデG2でも秋のアルゼンチン共和国杯と違って後方からでも届きやすいレース。しかし最近は以前ほどの極端な後方待機はさすがに届かなくなったし、スマートロビンやキングトップガンのように先行馬で決着する年も目立つ。東京の馬場も前が残…

今年のディーマジェスティも、上のように分類すればおそらくこの2番目のグループに属する。皐月賞では自分より一つ後ろにいたマカヒキを完封して1馬身以上離して危なげなくゴールして見せた。共同通信杯までのレースをどう振り返っても、ここまでの強さは全…

皐月賞が終われば実力関係の見通しが良くなるかと思っていたけど、まさか逆にここまでややこしくなるとは思わなかった。 混沌の原因になった皐月賞について整理するために、過去20年の皐月賞の勝ち馬をその勝ちっぷりから以下のように4パターンに分類してみ…

今年の新潟直線コースは例年にも増して外枠有利が顕著だと思う。ここも枠の利は揺らがないだろう。。 ただし7枠のネロは57.5キロと斤量がやや重め。いつか提唱した斤量と馬体重の比を参考にすると、今回は490キロ級の馬体で53キロの軽量を背負う大外プリンセ…

来週に迫った日本ダービーでは1枠の白帽が強いのは有名な話。過去10年では( 6 2 0 12 )という極端なほどの好成績を残していて、特にここ2年のワンアンドオンリーとサトノラーゼンは枠の恩恵をそのまま受けた一世一代の劇走だった。 今年も来週の今頃には枠順…

過去のヴィクトリアマイルを振り返っていると、やはり去年が印象深い。史上最高の大荒れになったのは56秒台で大逃げして直線耐え抜いたミナレットと江田照男のおかげ。またミナレットを行かせて実質自分が単騎で行ける展開を作れたケイアイエレガントも、人…

◎エイシンスパルタン ○プラヴィッシモ ▲オメガヴェンデッタ △サクラゴスペル 新星エイシンスパルタンが強そうなので頭固定。ロサギガンティア、サトノアラジン、ダッシングブレイズあたりは1400のスピード勝負には対応できないのでは。1400実績のある馬をヒ…

◎メジャーエンブレム ○トウショウドラフタ ▲シゲルノコギリザメ △シュウジ こっちはよく分からんけど大人しくメジャーエンブレムを信用するか。今の馬場ならある程度締まったペースで逃げればそのまま前が残る展開に持ち込めると思う。そうすると一緒に残る…

同じ新潟2000外回りのハンデ重賞でも、意外なほど先行馬の活躍が目立つ真夏の新潟記念とはかなり様相が違っていて、オースミグラスワンのような重厚な追い込み型でもよく届く。上がり1位が( 7 3 3 4 )で、人気馬ばかりなのに単勝回収率が200％を超えている。…

極めて反省点の多いレースだったので久しぶりに回顧。 それなりに時間をかけてフェイムゲームとファントムライトに期待しようと決めたものの、馬券買う直前は外れる気しかしなかった。誰かがマクったら、ハイペースになったら届く、みたいな他力本願予想は大…

先行抜け出しの磐石な横綱競馬が見についてきたゴールドアクターは当然有力だけど、3歳夏以降8戦7勝というほぼ完璧な成績のうち、唯一3着に負けたのが菊花賞というのが気になる。それもサウンズオブアースに3馬身突き放され、さらにタガノグランパ、ショウナ…