アイビスサマーダッシュ

昨年のアイビスサマーダッシュで、3歳牝馬の勝ち馬よりも、3年連続連対のライオンボスよりも衝撃を与えたのは、3着のバカラクイーンではなかったか。外枠絶対有利のこのコースで1枠1番を引いたバカラクイーンと鞍上の菅原明良は、絶好のスタートを決めてただ一頭だけ内ラチ沿いを選択。外ラチ沿いに密集する他馬を尻目に内ラチ沿いを驀進して、単勝140倍の低評価を覆してそのまま僅差3着に粘り込んでしまった。それまでこのコースの成績は( 1 1 0 2 )と特に目立たず、その後もこのコースで2戦していずれも二桁着順に沈んでそのまま引退してしまった。しかしあの一世一代の走りによって新潟直線コースの攻略法に風穴を開けたかもしれないと思っている。

昨日の新潟開幕週の直線レースでは、上位の馬番1着から順には17, 14, 16, 1, 18, 12, 15。これだけ見ると見事に外枠しか来てないけど、僅差4着に好走した1枠1番9番人気ケイティレインボーは、まさに「バカラ走法」による好走だった。去年のアイビスサマーダッシュのレース後も、内枠から止む無く外に向かった他の陣営からは「バカラクイーンが内に行くと知っていれば自分も内に行きたかった」という後悔のコメントが上げられていた。今年の新潟は極めて馬場が良く、レコードも狙える馬場状態。今日のアイビスサマーダッシュでもセオリー通り外枠が人気を集めているけど、内目の枠から1,2頭くらいはバカラ走法を選択してくる可能性がある。実績から見ればむしろ内目に強い馬が集まっているので、今年は内に大穴のチャンスがあるかもしれない。

 

本命はライオンボス。このコース( 4 3 0 2 )で昨年までこのレースを3年連続連対している。出走全馬の1000mの走破時計で比較しても1,2,3,5,6位をこの馬が占めているので、まさに実績最上位のスピードスター。今年は58キロ、1枠1番と悪条件が重なって9番人気にまで人気を落とした。しかし枠順はバカラ戦法を取ってくれればむしろ好条件になる可能性がある。58キロの斤量も、540キロ級の馬体を誇るこの馬にとって57との違いは誤差みたいなもの。昨年58キロを背負ったこのコースで2度大敗しているけど、いずれも55秒あるいは56秒の時計を要する馬場が向いていなかった気がする。今年は54秒を恐らく切るであろう超高速決着。一旦加速したら止まらないこの馬の巨漢スピードが物を言う舞台だと思う。前走中山1200の春雷Sでも絶好のスタートを決めて5着に入線しており、7歳を迎えても能力に衰えは決して目立たない。不安があるとすれば休み明け実績の無さだけど、夏が得意な馬だし何とかならないだろうか。

 

他に内の馬だと、マリアズハートは脚質的に時計勝負には限界がある気がするし、昨年の勝ち馬オールアットワンスも昨年は枠と斤量に恵まれすぎたか。それよりはスピードと持ち時計ならスティクスが面白そう。藤田菜七子も新潟直線は大得意コース。ライオンボスとスティクスの2頭で内ラチ沿いから大穴を開けてくれないだろうか。

 

◎ライオンボス

○スティクス

▲ヴェントヴォーチェ

△ジュニパーベリー

△シンシティ

△トキメキ

 

中京記念

2年に1回夏に勝つベステンダンクがそろそろ走り頃かも。最近も大敗がほとんどだけどたまに0.3-0.4秒差で4着に粘る惜しい競馬がいくつかあった。気分が乗って馬場と条件が合えば、このくらいのメンバーなら勝ち負けになっていい。今回は前残りの高速馬場で最内枠。逃げるのはおそらく外のベレヌスだろうけど、ベステンダンク自身は意外と2番手で競馬をしたときの方が安定して成績を残していることに気づいた。それほど人気のない2頭でそのまま押し切る展開は安易すぎるだろうか。

 

◎ベステンダンク

ベレヌス

▲ファルコニア

△カイザーミノル

函館記念

本命はレッドライデン。逃げて条件戦を2連勝。内容もなかなか強くてパラダイスリーフなど倒した相手も強い。前半さえマイペースで楽に行ければ後半はロングスパートで押し切れる。鞍上と喧嘩したという前走は度外視。前残り馬場で先行馬の少ないここは狙い目かも。

実績だけならサンレイポケットだけど、この馬は上がり勝負になると強いわりに逃げ馬が押し切る展開になると後方のまま何もできずに終わることが多い気がする。内枠有利なコースだけど内の馬はなんか冬馬っぽいのが多い。このメンバーなら本当にレッドライデンが押し切れるかもしれない。頭固定三連単で行ってみるか。

 

◎レッドライデン

○サンレイポケット

マイネルウィルトス

△アイスバブル

スカーフェイス

△アラタ