函館スプリントS

まず1番人気の最内トウシンマカオは消し。スプリンターにしては小柄な馬で、重い斤量を背負うと末脚の切れ味が失われてしまう。こういう馬が内枠を引くとなおさら馬群を割るのが厳しい。

函館スプリントSの過去の成績を調べると内枠がやや有利だけど、6月開催に絞るとむしろ7,8枠の方が成績が良い。前目につけた方が有利なのは間違いないので、外枠から逃げ・先行馬が殺到することを思うとむしろ揉まれない外枠の方にメリットがある。

 

本命は大外カルネアサーダ。函館・札幌を中心に活躍する芝砂兼用スプリンターで、外枠の方が明らかに戦績が良い。芝の直近3レースでは去年の札幌で2勝クラスを快勝、淀短距離Sでも2着、人気を裏切った北九州短距離Sでも差し決着の中で0.3秒差に粘っている。今回16頭中14番人気とやたら人気がないけどこのクラスでも通用する下地は十分ある。陣営コメントも「今までで一番」とのことで大穴の気配十分。

 

3歳牝馬では函館2戦2勝のブトンドールが人気だけど、2歳戦で少頭数レースで捌きやすかった。桜花賞も内有利の馬場だったし、脚質的に信頼度は高くない。それよりも同じ3歳牝馬ならファンタジーSでブトンドールを完封してフィリーズレビューでも見せ場を作ったリバーラの方が面白い気がする。

 

◎カルネアサーダ

○リバーラ

▲キミワクイーン

△ブトンドール

△ムーンプローブ