マーメイドS

軽ハンデの馬が圧倒的に有利なことで知られるレース。前走のクラス別に分けてみると前走重賞を走っていたというだけで勝ち馬候補から外してもいいくらい。そして土曜の阪神開催は馬場が一気に高速化して前残り傾向が顕著。さらに今回のメンバーで面白いのは、「普段それほど積極的には逃げないけど逃げたら強い」という馬が3頭もいる。

その中でも実際に逃げそうで面白いのは12番人気ハギノメーテル。逃げたら( 3 0 0 0 )、それ以外は( 0 0 1 7 )。もともとダート中距離でデビューして2勝した馬だけど、その後は芝2000→ダート1800→芝1200→障害2750→ダート1800という凄まじいローテーション。その全てに大敗して、迎えた前走芝1400でようやく逃げて、最低人気の評価を覆して勝利した。馬体重ももともと490キロから一時期500キロに達した馬体が、その後毎回のように絞り続けて前走ついに464キロ。馬体が増えるほど成績の上がる馬が多い中で、ここまで絞って結果が出たケースは珍しい。これくらい小柄なら50キロのハンデもかなりプラスに働きそうだし、前走1400で逃げた脚があればここでも外枠からハナに立てるのでは。鞍上は謹慎明けの今村聖奈。成績は距離が延びるほどよくて外枠の方が成績が良い。積極的に前に行った方が良いのは十分わかっているようだし、去年テイエムスパーダで見せたような思い切りの良さでハナに立ってそのまま押し切ってくれないだろうか。

 

◎ハギノメーテル

〇ウインマイティ―

▲シンシアウィッシュ

△ビッグリボン

△ゴールドエクリプス

△サンカルパ

△ストーリア

 

ヒヅルジョウも思ったほど人気しなかったからそっちでもいいんだけど、どうせヒモもよくわからないから大きい方を狙う。