高松宮記念

復調したダイアトニックから入ろうと思っていたけど、外枠を引いてしまった。今の中京開催は7,8枠が壊滅的に来ていない。人気がないので一応押さえるけど、頭までは期待しにくくなった。

内のいいところを引いたナランフレグはうまく立ち回れれば一気に突き抜けても良さそうだけど、騎手はどうも後方で脚を溜める気のようだし、中京で内を突いた追い込みが決まるイメージが無い。外を回すとさすがに間に合わないか。

グレナディアガーズも大外枠。朝日杯を勝った時のように高速馬場で先行してこその馬だと思う。スプリントだと後ろからのレースになりそうだし、時計がかかる馬場となると割引きでは。

 

本命はライトオンキュー。

去年の高松宮記念ではレシステンシア、ダノンスマッシュ、インディチャンプに続く4番人気に推されていた馬で、本命として期待していた。結果17着に大敗したものの、後に鼻出血だったことが判明。8か月ぶりに復帰した京阪杯は大外枠で58キロを背負って0.5秒差7着。そこから4ヶ月間隔を空けて再び高松宮記念に駒を進めてきた。それなりに間隔が空いたほうが成績が良い馬だし、冬場、内枠、道悪に実績のある馬なので今回こそ得意条件。一週前追い切りでは坂路49秒6の一番時計を記録していて、体調は万全と期待して良さそう。2枠4番の絶好枠を引き当てて、これより内のナランフレグやシャインガーネットは後方脚質だし、サリオスも初スプリントでどこまでポジションを取れるか不透明。内の絶好位を確保するのはこの馬と見た。他の有力馬の多くが外枠に入ったのも好都合。14番人気で単勝60倍級だけど波乱の使者になりそう。

 

相手はレシステンシアが堅実だけど、目標にされると最後捕まる印象もある。人気馬の中では外枠だけど現役随一の暴れ馬メイケイエールを上に取りたい。昨年秋のスプリンターズSは内の好位で脚を溜めたピクシーナイトやシヴァージが展開の恩恵を大きく受ける形になったけど、この馬は出遅れて最後方まで下げた後かかり気味に大外をマクる乱暴な競馬で4着まで追い上げた。もし内で好位にいたら2着はあったかもしれない。シルクロードSも先行したビアンフェ、ジャンダルム、カレンモエといった実力馬が沈んで追い込み馬がゴール前殺到する展開で、3番手から危なげなく押し切ったのは着差以上の力を感じた。ペースの上がるGIの方が折り合いが付きそうだし、逃げそうなキルロードやファストフォースを見ながら外から好位に進出できれば勝機がありそう。池添も中京1200はサニングデールデュランダルシーイズトウショウカレンチャンと、昔から人気馬に乗ると外さないイメージ。

あとはダイアトニックとそれに前走肉薄したトゥラヴェスーラ。

 

◎ライトオンキュー

○メイケイエール

▲レシステンシア

△ダイアトニック

△トゥラヴェスーラ