フラワーC

パーソナルハイは阪神JFでも本命を打った馬。そのときは大外枠から逃げ損なって大敗したけど、赤松賞組がその後大活躍していて実力を再確認。さらに中山1800で内枠を引いた今回こそは確勝と思って、しこたま単勝に突っ込むつもりだった。

でも考えれば考えるほど、今回もこの馬は逃げない気がしてきた。鞍上があまり逃げのイメージが無い藤岡康太というのが一つ。そして前走未勝利戦を逃げ切ったコルベイユが逃げ宣言。コルベイユはもともとスプリントを走っていた馬で、よほど積極的に押していかない限りスタートの速さでは敵わない。パーソナルハイの方は前走ではかなり他馬を気にしていたようだし、外から競り掛けられたらあっさり引いて2番手に回るんじゃなかろうか。前走もそもそも逃げようという意志も感じられず、控える競馬を覚えさせる意図があるのかもしれない。

 

となると、いっそコルベイユの方が大穴で面白いかも。1200から一気に距離延長した小倉1800の前走ではハナに立ってからずっと引っ張り通しだったけど、それでも勝負所までしっかり脚は溜まっていたようで、直線の追い比べでも最後まで抜かせなかった。陣営のコメントによるとその後も折り合い面ではかなり成長している様子。今回のメンバーは主役不在で人気サイドはかなり混戦だけど、コルベイユは単勝60倍超で完全ノーマーク。道中スムーズに運べれば、これくらいのメンバー相手にもう一度押し切っても驚けない。

あとはキタサンシュガーが怖い。前走は出遅れながら最後の直線で一頭だけ後方からごぼう抜き。あまり競馬が上手いタイプではなさそうだけど素質は大物の可能性もありそう。

 

◎コルベイユ

○キタサンシュガー

▲パーソナルハイ

△シンティレーション

△スタニングローズ