ジャパンCまでは「秋」って感じだけど、2歳GIが始まると今年も押し迫ってきたなぁと感じますな。2歳は知らない馬が多すぎて今まで長いことまったく勝負にならなかったけど、昨年は年明けから一本も馬券が当たらずに迎えた朝日杯FSの単勝勝負で窮地を脱して、翌週の有馬記念の好結果に繋がった。今年も2歳戦にチャンスが潜んでいると思いたい。ちなみに今年の的中はここまで京都記念1回だけです。
netkeiba想定オッズではナミュールが5番人気相当だったので楽しみにしてたけど、蓋を開けてみるとごりごりの1番人気だった。まあ仕方ないか。超ウルトラスローのデビュー戦と、出走馬中持ち時計ナンバーワンの2走目のいずれも安定した強さを見せていて、この時期とは思えない完成度の高さを感じる。
しかし本命としては、前走ナミュールの2着だったパーソナルハイに期待したい。デビュー2戦は見せ場が無かったけど、3戦目で逃げて上がり最速の4馬身差で逃げ切ってからは別馬の強さ。前走も離し気味に逃げてナミュール以外には影も踏ませず、あわやのシーンを作り出した。9頭立ての前走と違って、今回はフルゲートGIなので展開がまったく違う。今度はナミュールを振り切っても驚かない。
今年の矢作厩舎は歴史的なブリーダーズC連勝にコントレイルのラストランと大きな舞台で話題を集めたけど、バスラットレオン、ユニコーンライオン、パンサラッサなど、逃げて覚醒したかのように強烈な勝ち方をする馬を相次いで輩出したことも印象深い。パーソナルハイもそれに続かないだろうか。
◎パーソナルハイ
