オークス

トライアルよりも桜花賞組を優先するのがこのレースの基本。でも今年は桜花賞が古馬500万レベルの時計で決着した異常事態なので、あえてトライアル組を優先してみようと思う。


トライアル組というより、フラワーC組と言った方がいいか。
今年のフラワーCは全体時計こそ平凡だったが、スタートから3ハロンが異常に遅かっただけで、その後はゴールまで12.0±0.3秒の一環ペースのままゴール。この時期の3歳牝馬にとっては前半の折り合いと後半の持続力を問われたなかなか過酷なレースだったと思う。その後勝ち馬ブラックエンブレムこそ桜花賞で惨敗したものの、忘れな草、フローラS、スイートピーSという主要なオークス前哨戦は全てフラワーC組が1,2着を独占している。今回も1,2着くらいはこの中で決まりそうな気がする。


カレイジャスミンは前走4角で後続を突き放した脚がよかった。前走は北村がよく乗ったと思うけど、雨のオークスなら前走以上のスローで単騎逃げが叶うかもしれない。やや重の東京マイルを勝ってるのもいい。
アロマキャンドルは前走の瞬発力が驚異的。このメンバーでも突き抜けておかしくない能力は持っている。
ブラックエンブレムは桜花賞で追い切りをやらなかったのが未だに納得いかないけど、今回はびっしり追い切ってきたからおそらく本気なんだろう。
レッドアゲートはここ2走で見せたラストの伸びがインパクト十分。東京実績があるのはかなりいい。身軽な馬体も過去の傾向から大いに歓迎材料。


◎カレイジャスミン
○アロマキャンドル
▲ブラックエンブレム
△レッドアゲート
△ハートオブクィーン


フラワーC組4頭に加えて、桜花賞組からハートオブクィーンを。
外差し決着だった桜花賞で唯一内で先行してよく伸びていた点で他とは少し違う。小野次郎が乗っていた期間だけ無理やり目を瞑れば戦績も悪くない。何より重馬場だった函館2歳Sで4馬身突き抜けた実績が目を引く。桜花賞4着馬はここ3年連続でオークスで馬券に絡んでるし、1枠2番もここ2年連続で連対している好枠、そして今年GIで好調が続いた幸が引き続き騎乗する。これだけ胡散臭い馬が17番人気と、桜花賞よりも人気順を落としてるのが面白い。


印は適当に打った。あとは当日の馬体重とか見ながら、この中から軸を決めて馬連4点くらいで攻めたい。