NHKマイルC

よく荒れるレースなので頑張って予想したいけど、今年は混戦模様の上に、人気馬で自信を持って消せる馬がいない。仕方ないので願望込みで、前走に引き続き本命ソングライン。期待した前走桜花賞ではメイケイエールにぶつけられてレースにならなかったそうなので度外視。上位組と同等の能力は持っているのではないかと思っている。その桜花賞は馬場レベルを考慮しても凄まじい時計で、今年の3歳世代も牝馬のレベルがかなり高いように見える。ここに入ってもチャンスは十分あるのではなかろうか。

 

相手でまず気になったのは逃げたら3戦全勝のバスラットレオン。特にニュージーランドTで逃げて上がり最速の5馬身差圧勝という規格外の勝ち方は凄い。かなりお気に入りの馬だけど、前走逃げて勝った馬はGI本番では成績が振るわないことに加えて、キズナ産駒の左回り成績が良くないことが気になる。これまでの全重賞成績を見ると、右回りは( 10 4 5 46 )で勝率15%の回収率254%という好成績だけど、その分、左回り( 0 1 2 30 )で勝率0%、3着内率ですら9%というのは相当酷く、何か理由があるとしか思えない。

他の人気馬では、2歳王者グレナディアガーズと、それを前走ファルコンSで差し返したルークズネスト。当時の中京の馬場は決してそれほど速くなかったはずで、速いペースで引っ張った2頭が後続を突き放して1.20.1の時計はかなり優秀だと思う。ルークズネストは他の人気馬と比べると地味な印象だけど、その前のシンザン記念でも内有利の前残り馬場で一頭だけ外から差し込んできた馬で、ここ2戦の内容だけ見ればかなり強い競馬をしている。騎手が幸でなければ本命でも良かった。

 

◎ソングライン

○ルークズネスト

▲グレナディアガーズ

△バスラットレオン