秋華賞

道中よほどの交通事故がない限りはアーモンドアイだろうか。現役でこれより強い馬が思い浮かばない。

問題は相手探し。既存勢力か上がり馬か、前か後ろか。これもアーモンドアイの位置取りと仕掛けが次第で決まる公算が大。他の人気馬が前ばかりなので、せっかくなら後ろの馬から面白そうなのがいないか探したい。

 

プリモシーンは意外と人気しなかった印象。桜花賞6番人気10着でしかなかったこの馬がNHKマイルCでは5番人気に推され5着、関屋記念では牡馬に交じって1番人気に推されて見事1着になっているのを見ると、世の中の競馬ファンの慧眼にたじろいでしまう。それがここは6番人気ってことは、来ないんですかね。でもスタート難も前走では改善が見られたし、アーモンドアイを見ながら仕掛けられればそれほど離されずにゴールできそうな気がするけどどうだろう。

そのプリモシーンを新馬戦で倒しているのがトーセンブレス。阪神JFでは出遅れて上がり最速で4着、フラワーCではカンタービレを際どく追い詰めて2着、桜花賞も出遅れながら後方から末脚を伸ばして4着。人気馬がそのまま上位を占めることの多い今年の牝馬クラシック戦線で、安定感こそないもののトップクラスの素質を持っている。前走ローズSでは何の見せ場もなく最下位だったけど、フケが酷かったそうで度外視できるかも。騎手も今年好調の藤岡に乗り替わって心機一転。激しく人気を落としたここはいかにも狙い目に見える。

 

三連単2点でと思ったけど、大外の不気味なダンサールまで押さえるか。近年のデムーロはとにかく外枠でこそ本領を発揮する。馬も少ないキャリアながら見どころあるレースばかりで、素質で他馬に引けを取らない。

 

 

◎アーモンドアイ

○トーセンブレス

▲プリモシーン

△ダンサール