オークス

アーモンドアイには逆らえそうもない。阪神外回りコースができてから桜花賞での大外ごぼう抜きは珍しくなくなったけど、ブエナビスタハープスターと比較しても現時点のアーモンドアイはずば抜けている。まるでラッキーライラックとは別のレースを走っていたかのような勝ちっぷり。早くダノンプレミアムとの対決が見たい。

 

相手探しが難しい。アーモンドアイが前を掃除してくれるようなら後ろの穴に期待したいところだけど、それで来るのがサトノワルキューレとかじゃ狙う気になれない。トーセンブレスも回避したようだし。それよりはアーモンドアイとサトノワルキューレの末脚を警戒して他馬の仕掛けが遅れる展開に期待して、前の馬を狙いたい。

サヤカチャンが残る目はないだろうか。2歳時は逃げたレースだけなら( 1 2 0 0 )という成績で、アルテミスSではラッキーライラックに捕まりながらも2着に健闘した。そこで先着した馬たちもその後それなりに活躍している。他馬を気にする気質が災いしてなかなか力を出せないけど、この馬もなかなか高い素質を持っていると思う。その後は二桁着順続きで、スタートから無理に押してハナに立っては最後2秒以上離される大敗ばかりだった。しかし再度東京遠征したスイートピーSでは無理に押すこともなくハナに立つことができて、折り合いを欠きながらも0.5秒差の6着と復調の兆しを見せた。スローの団子で進んだ結果瞬発力勝負で負けたとはいえ、最後まで真面目に走っていたし、やはり東京は合う。今度は2400だしこれまで以上に楽に先手を取れるはずで、ノーマークで逃げられたときにこれまでと一変する可能性がある大穴はこの馬ではなかろうか。

 

 

◎アーモンドアイ

○サヤカチャン