シルクロードS

土曜の競馬を見た感じだと、それほど外差しが届く馬場とも思えない。マチカネハヤテはハナに拘らないようなので先行争いもすぐ決着がつくだろう。サープラスシンガーを交わせる馬はそう何頭もいないような気がする。


でも本命はソルジャーズソング。
今や数少なくなったサンデーサイレンスの直仔。脚元に不安を抱えながらの調整で、6歳の秋になってようやくオープン入りしたが、もともと素質は高く安定した成績を収めていた。1200メートル戦は( 3 1 1 1 )で、唯一の着外は0.2秒差の4着。京都の芝も( 0 1 2 0 )と文句なし。
3走前にこのコースの準オープンで一番人気に推された時は、当時まだ人気薄だったウエスタンダンサーに一歩届かず、0.2秒差の3着に負けた。当時と比較してこちらは斤量3キロ減、相手は1キロ増なのだから、机上の計算では余裕で逆転できることになる。
ゲートの出に難があるのが厄介なところで、前走の阪神Cではスタートの致命的な出遅れを最後まで取り戻せなかった。これで4戦連続で出遅れていることになる。だがこの4戦は全て、先入れの「奇数枠」。それ以前のキャリアを見ると、後入れの「偶数枠」で発走する時はそれほど悪いスタートではないように見える。今回久々に「偶数枠」を引いたので今度はうまくいくかもしれない。多少スタートが悪くても京都1200なら必要以上にペースは上がらないので置かれることもないだろうし、この馬自身二の脚は速いので、上手くいけば内から4〜5番手の位置取りを確保できるかもしれない。
武幸四郎から岩田への乗り替わりももちろんプラス。あとはスタートを祈るだけ。


◎ソルジャーズソング
○サープラスシンガー