新潟記念

ブービー人気だけどマイネルミラノはどうだろう。長年古馬中距離G3戦線で馬群を引っ張ってきたこの馬ももう8歳。近走は二桁人気で何の見せ場もなく惨敗するケースも増えてきた。特にスタートダッシュが利かなくなっていて、押しても押してもなかなかハナを取れないあたりに年齢を感じてしまう。

去年夏以降、楽に先手を取れたのはオールカマーAJCCだけ。対戦相手としてはむしろG2だったその2戦こそ厳しかったはずだけど、しかしその2戦で0.2秒4着、0.4秒差3着としっかり好走しているところがポイント。もともとスローで逃げて直線勝負ができるタイプの逃げ馬で、3年前の新潟記念で2着、2年前のエプソムC3着があるように、長い直線でも粘り腰を発揮する。マイペースで先手を取れて56キロで臨めるこの新潟記念は最後の狙い目かもしれない。2番手以降の先行馬が長い直線での後方待機馬の末脚を恐れて仕掛けを遅らせるようなら、マイネルミラノが残る可能性があるかもしれない。

 

マイネルミラノ

○セダブリランテス

▲エンジニア

△グリュイエール

△ブラストワンピース