新潟記念

本命はアデイインザライフ。最近の新潟は外枠が優勢だし、560キロを超える体格も魅力。新潟芝2000外回りの成績を体重別に並べてみると「デカい馬ほど強い」傾向が出てくる。重賞でもオースミグラスワン、トランスワープ、アルフレードにユールシンギングなどの巨漢たちが過去にこのコースで活躍してきた。これらの馬は軽い芝への適性があったというより、直線入り口の下り坂で一旦加速した後そのまま止まらずに伸び続けてきたような感じ。アデイインザライフも前走の中山では急坂でパタッと止まったけど勝負どころの伸び脚はもう一枚上の地力を感じさせた。東京で高い勝率を残しているし、新潟でこそ本領発揮するタイプではないかと思う。




アルバートドッグは前走思ったより強くて驚いたけど、直線の長いコースだといかにも差し損ねそうで不安。58キロもどうかと思うので消し。時計勝負とコースの適性、鞍上強化まで考えればダコールのほうが上だろう。
マイネルミラノは前走負けて人気を落としていればここで勝負したかったんだけど。前走は内有利の前残り馬場でスローの楽逃げが叶ったこれ以上ない展開で勝ってしまった。去年ここで2着してるとはいえ、本質的には2000は長いと思うので微妙なところ。同型が2頭いるけどあまり相手に惑わされないタイプだし、他の有力馬が後方脚質に偏っている分、また今回も楽な展開に持ち込めそうではある。スローで流れれば長い脚を使えるのでヒモには入れておくか。


極端に脚質が後ろになりそうな馬は買えない。ルミナスウォリアーはだいぶ迷ったけど、新潟2戦2勝の実績はいずれも未勝利と500万下で格下相手のもの。2200-2400では1000万条件すらなかなか勝ち切れなかったのが2000に距離短縮した途端に連勝したところを見ると、ペースが上がってなんぼという感じ。重賞級のメンバーが相手だと、新潟外回りではキレ負けしてしまうのではなかろうか。
それよりはファントムライトか。前走は休み明けの太め残りで道悪の函館なら度外視できる。左回りではとにかく崩れない。


◎アデイインザライフ
○ダコール
▲マイネルミラノ
△ファントムライト


人気サイドばかりになってしまったので◎頭固定三連単6点で。