函館記念は2-4枠の先行馬が強いレースで外枠は鬼門なんだけど、今年の函館はむしろ外枠の方が成績が良い。特に逃げ馬テーオーシリウスが気になる。前走は3角過ぎから早めに捕まる厳しい競馬だったけど最後まで食らいついて僅差3着。1,2,5着馬が今回3,4,5番人気だったことを考えると、斤量が2キロ減るこの馬が15番人気なのはおかしい。今回は内枠に同型ユニコーンライオンがいるけど、あちらは59キロだし、函館2000は1角までの距離が長いので、馬場の良い外を通るこちらの方が被せながらハナを奪えるのではなかろうか。ここ2走は早々と後続に捕まりながらも粘り込むしぶとい競馬を見せているけど、もともと小倉や中山では大逃げで勝ってきたタイプ。この馬とユニコーンライオンが他を離せば無理に追いかけてくる馬はいなさそう。逃げ馬が被った時こそ意外とハナ争いが激化しすぎずに逃げ馬が残るパターンにならないだろうか。
相手も外目の枠であまり展開が後ろになりすぎない馬から。人気組ではブローザホーンが一番強そう。キングオブドラゴンも人気がないけど、日経新春杯も京都記念もなかなかに検討している。日経賞は道悪だったし、ここで検討した馬はその後よく走っているのでこの馬もチャンスがありそう。
◎テーオーシリウス
○ブローザホーン
▲キングオブドラゴン
△アラタ
△マイネルウィルトス
