オークス

桜花賞は0.3秒差以内に10頭が殺到した大混戦。人気馬も伏兵も力差はほんの僅かで、ちょっとした展開や適性が勝負を分ける。今週のオークスでは未知の距離に加えて、前日夜までの雨の影響もちょっと残りそうだし、さらに桜花賞含む主要レースがここまでほとんどスローの上がり勝負ばかりだったことも気になる。ここも人気と大きく違う結果になってもおかしくない。

 

本命はパーソナルハイ。赤松賞の逃げっぷりが気に入って阪神JFでも本命視したけど大敗。マイルでマイペースに持ち込むほどのスピードは無かった。しかしそれでも桜花賞では8番手から内枠を利して0.2秒差6着に健闘していて、フローラSでも前半かかった馬に競り掛けられる展開だったものの最後の直線よく粘ってみせた。マイペースで運べれば強い。オークスと言えば最近逃げ馬がほとんど勝てないレースだけど、実力のある逃げ馬がほとんどいなかったことが大きいと思う。後続の仕掛けが遅れるようなら粘り込む可能性はありそう。

同じく逃げ候補のラブパイローも一応押さえておきたい。特に前走は重馬場で逃げて直線入り口で捕まったかと思いきや最後は一馬身以上の差を付けて押し切っていた。もしかしたらこっちが離した逃げを打って、パーソナルハイと2頭同時に粘り込む可能性は無いだろうか。

 

あともう一頭是非買ってみたいのはサウンドビバーチェ。前走チューリップ賞では2番手から勝ちに行く競馬で最後差されて4着に敗れたけどギリギリまで粘ってみせた。この馬を4番手から追いかけたサークルオブライフとウォーターナビレラがそれぞれ3,5着で評価を落としつつ桜花賞でしっかり巻き返したことを思うと、この馬の4着も十分評価しなければならない。坂路の最終追い切りでも加速ラップで最後11.7の抜群の時計を示していて、一発の魅力十分。

 

◎パーソナルハイ

サウンドビバーチェ

▲ラブパイロ

△サークルオブライフ

△アートハウス

△スターズオンアース

 

11番人気、14番人気、18番人気の◎〇▲が来るようならあとは何が来てもおかしくないですね。でもあんまり手を広げたくないな。