マイラーズC

先週の皐月賞が悔やまれる。タイトルホルダーもヒモに迷ったんだよなー。馬場傾向と、逃げたら2戦2勝ということに目が行っていれば、獲れる三連単だった気がする。もう中山も終わりか。

 

阪神は相変わらずの高速馬場の様子。エアロロノア、ケイデンスコールあたりは積極的に消す理由も見当たらないけど全幅の信頼は置けない。他のメンバーを見渡しても今年は全体的に低レベルメンバー。馬場の良さを活かして粘り込む先行馬はいないだろうか。

近走成績を度外視して適性だけ考えれば、どうしてもベステンダンクに目が行ってしまう。3年前、障害帰りの阪神1600米子Sで1.31.9のタイレコードで5馬身差の圧勝。去年のマイラーズCでも単勝57倍の人気薄ながら1.32.7の好時計でインディチャンプの2着。ついでに1400と1800の持ち時計もそれぞれメンバー中4位と3位。春の高速馬場で直線の長いマイル戦はこの馬が最も得意とする条件。これまでも何度も前走大敗から前触れもなく一変して穴を開けてきた馬なので、パッとしない近走成績も度外視できる。鞍上はテン乗りの浜中だけど、重賞で逃げると勝率27%の回収率230%を誇っていて、短距離が得意な騎手でもあるので相性も良さそう。

最大の不安は、最近はスタートダッシュがつかなくなって前に行くことが少しずつ難しくなっていること。ただ今回のメンバーで逃げたいのは外枠のフォックスクリークくらいだし、最内枠のこの馬にとっては競馬がしやすそうなメンバー構成。いったんスピードに乗ってしまえば巨体を活かして止まらない走りが出来そうな気がする。

 

相手も先行馬でボンセイルヴィーソ。高速馬場で走った印象がないけど、一応NHKマイルCで1.32.9の3着があるし、阪神マイルでも朝日杯3着のコース実績がある。前走のダービー卿CTの1.32.8で僅差3着も強い内容だったと思うけど、なぜかあまり人気が無い。

 

◎ベステンダンク

○ボンセイルヴィーソ

▲エアロロノア

ケイデンスコール

エアスピネル

 

本命馬が人気なさすぎるのでもう少し手を広げて、古豪エアスピネルまで押さえておくか。2歳でも8歳でも中央競馬のGIで連対した馬なんて過去にいたんだろうか。