日経新春杯

逃げ有利な中京だけど、土曜の愛知杯は前半57.3のハイペースから見事な前潰れ。展開次第でどうなるかわからないので難しいところですね。今年の日経新春杯は中京2200という馴染みのなさすぎるコース設定だけど、メンバーを見渡すととりあえず人気サイドが怪しい気がするのでそのあたりを取っ掛かりにしてみるか。

今の4歳は世代レベルが疑わしい。アドマイヤビルゴは裏路線で堅実に走ってきたので違う評価が必要かもしれないけど、上がりの速い競馬ではそこそこ強そうな半面、タフな展開になった京都新聞杯では伸びなかった。同じ2200のここはよほどペースが落ちない限り2200らしいロングスパート戦になりそうだし、前走からもハンデ2キロ増だし、疑ってかかりたい。

ヴェロックスも前走は思ったより走ったけど、見せ場があったわけでもなく、4着ショウナンバルディと同程度だと思えばG2で2番人気は厳しい。古馬になって走らない中内田厩舎だし消してしまいたい。

 

 

残りのメンバーを見渡すと、ダイワキャグニーの力が少し抜けているように見える。長いこと重賞に手が届かないオープン大将だったけど、去年あたりから馬が違ってきた。去勢以降の毎日王冠2着、天皇賞6着もこのメンバーなら大威張りできる実績。大型馬なので57.5キロくらい気にしないだろうし、上がりが速くなりすぎない左回り中距離戦はベスト条件ではなかろうか。最内枠を引いたことで自在に立ち回れそうだし、追い切りも絶好調。頭固定。

 

相手はサトノソルタス。金鯱賞ではダイワキャグニーに先着している。前走の中日新聞杯は内有利の上がり勝負の展開で、大外枠の後方からの競馬でよく7着まで追い上げたと思う。プラス16キロの休み明けを叩いて内枠を引いた今回が勝負所。

アンドロメダS組ではクラージュゲリエの方を上に取りたい。こちらは上がりの競馬よりもタフな流れで総合力を問われる展開の方が強いイメージ。斤量据え置きな点でも有利。

毎年冬に走るレイホーロマンスは今期も絶好調。枠が少々外すぎたけど、走っても走っても人気しない馬なので押さえておきたい。

 

◎ダイワキャグニー

○サトノソルタス

▲レイホーロマンス

△クラージュゲリエ