日本ダービー

本命はイスラボニータで頭固定。共同通信杯からのぶっつけローテで重い馬場でミドルペースの中山2000という条件で皐月賞を完勝していて、スローの東京2400に替わるのはプラスの方が大きいと思う。少なくとも牡馬では現状で一枚抜けている印象。蛯名もそろそろダービージョッキーになっていいころ。
イスラボニータを上回るとしたらレッドリヴェールだけど、鞍上がどうしても気になって本命には押せなかった。明らかに内が伸びる今の馬場でこの枠だったら、どうせ呑気に外を回してレースが終わった頃に突っ込んでくるんじゃなかろうか。


皐月賞で福永の犠牲になったのがベルキャニオン。もともと中山が合う馬ではないけど、勝負どころでワンアンドオンリーが仕掛けたあとものんびりしていて4角最後方。絶望的な位置取りから最後はよく追い込んできていたと思う。鞍上が堀厩舎主戦の戸崎に代わって大幅強化。プリンシパルSを挟んだのは一戦余計だったけど、ダービー本番での乗り替わりは成績が悪いのでむしろプラスと捉えたい。レッドリヴェールを降ろされた屈辱をこの馬で晴らして欲しい。
ディープインパクト産駒、東京4戦4連対、2歳芝2000のレコードホルダーで明らかに府中向き。特にイスラボニータの2着に好走した共同通信杯は、この世代のここまでの主要レースの中でも最も速い上がりを要求されたレース。このスローの末脚勝負で、3着以下に大きな差をつけてイスラボニータに食らいついた点は大きく評価できると思う。


あとは内枠のアドマイヤデウスが少々気になる。若葉Sでは4角最後方から気づいたらウインフルブルームとサウンズオブアースを捕らえて先頭に立っていた。もし東京が合うようならこの枠で岩田が何とかするかも。


◎イスラボニータ
○ベルキャニオン
▲アドマイヤデウス
△レッドリヴェール
△トゥザワールド