日経新春杯

本命は一応サンライズマックス。
重賞実績は文句なしで、これくらいの斤量もほとんど苦にしない。天皇賞やアルゼンチン共和国杯の好走を見ても本質的には長い距離向き。平坦巧者だし、特に京都は( 3 0 1 2 )でGI4着と新馬5着以外は馬券圏内を外していない。
時計が速く、かつ極端な上がりの勝負にならない条件なら安定して好走する。秋3戦は上がりが速すぎたけど大きく負けずに善戦続き。前走の鳴尾記念も先行してキレ負けしたレッドスパーダ、ライブコンサートあたりが次走キッチリ巻き返しているのでこの馬の評価も下げる必要は無い。他にもアクシオン、シェーンヴァルト、スマートギア、タガノサイクロン等、鳴尾記念組のその後の成績はかなり良い。
ステイゴールド産駒はどちらかと言えば冬よりは夏向きの馬が多いけど、この馬自身はむしろ冬場の方が走っている。今の京都は時計が速くなってからダンシングブレーヴがよく来てるのも追い風。てっきり1番人気になるかと思っていた。連勝では4番人気。何でだろう。まさか鞍上が先週レディルージュ飛ばした人だからか・・?


◎サンライズマックス
○ゴールデンメイン
▲テイエムプリキュア


メイショウベルーガはスローで目を見張る末脚を使うわりにペースが締まると意外と伸びない。仮にスローになったとしても、エンジンがかかるまでに時間がかかりすぎるので格下相手にしか勝ち切れない。逆にベストメンバーはハイペース志向が強すぎて他力本願型。そして今回休み明け。どちらも古馬重賞を勝ちきるにはよほどの展開利が必要だと思う。
トップカミングは堅実だけど、ここまでスローの楽な競馬しか経験していない。それでいて速い上がりを問われるとアグネスエナジーを捕まえ損ねたりアスクデピュティに差されたりと不甲斐ない。前走そこそこの相手に勝ったとはいえ、時計のかかる馬場で上がりがかかったこと、他の馬から避けられるかのように内がポッカリ開いたことに恵まれた。G2でいきなり1番人気は厳しい。