福島牝馬S

本命はデンコウアンジュ。若い頃は東京巧者のイメージだったけど、時計が忙しくなるとダメなので近年はむしろ少々時計の下かかるローカルの中距離戦でマクリが利くコースの方がいい。昨年も見事ここで突き抜けているし、この馬も近走56キロを背負って好調を維持。前走もエスポワールと3キロの斤量差があってハナ差なので、今回1キロ差なら余裕で逆転できる計算になる。福島の馬場も外差しだし、人気だけど頭から狙えるチャンスでは。

相手はサラキア。地味だけど牡馬G3でも通用する地力の持ち主で、昨年のエリザベス女王杯でも直線で挟まれる不利を受けながら差のない6着。順当なら馬券に絡んでもおかしくなかった。前走は道悪で度外視するとすればこのメンバーなら地力は最上位級。小倉で強い勝ち方をしているし小回りも合うんじゃなかろうか。

 

デンコウアンジュ

○サラキア