いかにも穴臭いショウナンハレルヤが気になる。
セントポーリア賞で10番人気単勝99倍の低評価を覆して快勝。とはいえ勝ち時計1.47.2は同日の未勝利戦と0.1秒しか変わらないんだけど、前日の古馬1勝クラスもこれより速いペースで進んで1.47.2だし、この時計が開催一番時計でもあるのでそれなりに評価して良さそう。実際セントポーリア賞の3,4,6,9着馬はその後続々と勝ち上がっていて、皐月賞4着大健闘のウインカーネリアンも含まれている。2着馬も次走2着の後スプリングS5着だからオープン入りもすぐだろう。このあたりを全く寄せ付けず、2番手から持ったまま先頭に立って上がり2位の末脚を繰り出して、最後流してゴールしたショウナンハレルヤの性能は今回のメンバーでは上位だと思う。
前走フラワーCは手応えも良さそうだったけど内で何度も激しく衝突する不利を受けたので度外視。あの影響が精神面に出ないかが心配だけど、後手に回ったアルテミスSや菜の花賞では見せ場すらなく負けてるし、もともと気分よく先行して初めて力を出せるタイプなんだろう。スタートがカギだけど、揉まれずに前に付けられるとしたら外枠はむしろプラスかも。
相手はスカイグルーヴに絞ろうかと思っていたけど、5馬身突き放した新馬戦は他があまりにも弱すぎた。京成杯もクリスタルブラックの追い込みがあまりに鮮烈で、それ以外に馬たちがそれなりに強いのだとしたらクリスタルブラックの評価を爆上げしなければいけない気がするんだけど、どこまで信用していいかよくわからない。現状人気先行の可能性はありそう。
それよりはフアナはどうか。新馬戦ではアドマイヤビルゴ相手に僅差の2着。続く未勝利戦も快勝していて、戦ってきた相手を見たらこちらの方が骨っぽい。
◎ショウナンハレルヤ
○フアナ
