今年は三冠馬が見れるのではと思っていたので残念。
ダノンプレミアム以外には無敗のままここに駒を進めてきたワグネリアンとステルヴィオが人気だけど、どちらもあまり皐月賞で積極的に買いたい馬ではない。ワグネリアンは今まで少頭数の競馬ばかりだったので位置取りに苦労しなかったけど、そんなにスタートは速くないのでここは福永が後ろから慎重に進めることになりそう。中山の小回りではなかなかエンジンがかからないのも前走で露呈してしまった感じで、いかにもレースが終わったころに2,3着争いに突っ込んできそう。ステルヴィオは1800はこなしたけど2000にはまだ不安がある。サウジアラビアRCと朝日杯はダノンプレミアムが前を綺麗に掃除してくれたから2着に届いただけで、ダノンがいなければ他に勝てていたか怪しい。前走スプリングSも2番手以下は超スローの展開で、エポカドーロを見ながら瞬発力勝負を仕掛けられる絶好の展開での辛勝。16頭が揃ったGIで外枠からとなるとこれまでのようにはいかないのでは。
そのスプリングSでハナ差2着のエポカドーロが本命。先行してなお速い上がりを使える馬。前走も直線だけでステルヴィオ以外の後続をぐいぐい突き放す強い内容で、ハナに立たなくても十分戦えることを示した。GI本番で先着するのはこちらの方では。藤原英昭厩舎も今年驚異の勝率30％超でリーディングをひた走っていて絶好調。差のない3番人気くらいに評価されると思っていたので、このオッズならもうこの馬から買うしかない。
先行馬が残る展開ならもう一頭、サンリヴァル。芙蓉Sではなかなか強い勝ち方をしていて、ホープフルSでは前潰れの展開で4着に健闘。弥生賞もダノンプレミアムに早めに交わされる厳しい展開だったけどワグネリアン、ジャンダルムと差のない4着だった。地味ながら中山2000の経験も豊富だし、スローの弥生賞でキレ負けして皐月賞本番で巻き返すルーラーシップ産駒と言えば去年のダンビュライトと同じパターン。
◎エポカドーロ
○サンリヴァル
△ステルヴィオ
でも皐月賞はひと昔前は先行力が重要だったけど、最近は直線キレ味勝負になるケースが増えたよね。今年の中山もなかなか逃げ馬が勝てない馬場が続いている。あまり当たる気がしていない。雨次第かな・・・。
