中山牝馬S

マキシマムドパリが引退レースでやや抜けた人気だけど、ハンデ56キロで信頼できるかとなると微妙なところ。この馬はロングスパートの体力勝負に強い馬だと思っていて、短い直線でスムーズに加速してキレるかどうかが問われる中山はあまり向かないような気がしている。

他は2~8番人気で人気が割れて大混戦だけど、こういう時の狙い目はやや離れた9番人気のゲッカコウ。中山( 2 2 2 4 )、福島( 2 0 0 0 )と右回りの小回り中距離戦なら安定して走る馬で、特に中山1800では3歳時の重賞2着や2走前のディセンバーS2着を含めて( 1 2 2 0 )と崩れていない。特に2走前はマイネルハニーを追い詰めてグレーターロンドンを振り切る強い内容だった。前走の愛知杯は12着に大敗したけど、スタートがうまくいかず最内で押し込められて最後方待機になったのが痛かった。それでも直線最内を突いて一旦見せ場を作って、結局前が空かずに終了。悲観する内容ではなかったし、今回得意舞台で巻き返す可能性は十分。

相手はカワキタエンカ。前走が案外だったけど、道悪で外差し競馬になったし、鞍上が早々と戦意喪失して追うのをやめたわりには馬の体力は残っていたようで、それほど大きく負けていない。スムーズに走れればこの馬が一番強い気はするけど、最近の中山はなかなか逃げ切り勝ちがないので本命にできなかった。

テルナミノルはいつか重賞勝つと目を付けてたのに前走買ってないのが痛かった。ハンデ56キロになってしまったので買い時を逃してしまった感はある。それよりは中山中距離を走るために生まれてきたトーセンビクトリーか。あとは内枠だと安定して走るフロンテアクイーン。

 

◎ゲッカコウ

○カワキタエンカ

トーセンビクトリー

△フロンテアクイーン

 

ここ何年も仕事の成果と馬券成績が見事に逆相関している。やらかしてしまった今週は大的中の予感。