大阪城S

本命はクランモンタナ。休み明けは走らないけど、高速決着と直線の長いコースでは止まらずに最後まで伸びてくるタイプ。阪神コースには実績があるし、時計の速い今の馬場ならベスト条件。高速馬場での新潟記念2着、小倉記念4着あたりの実績を思えばこのメンバーで54キロも軽い。2200では最近からっきしだったことを思えば距離短縮もプラスに働きそう。
今回3頭出しの音無厩舎の中では人気は2番手。音無厩舎の主戦は人気のダノンリバティに騎乗する松若だけど、勝率はたったの8%で単勝回収率は41%。2番手のルメールは勝率32%で回収率は140%に達しているほか、それ以外のメイン騎手も勝率は10%以上で推移していて、松若だけ飛びぬけて成績が悪い。人気のダノンは捨て駒。音無厩舎の勝負手は外人騎手を配してきたクランモンタナのほうと見た。


ダノンメジャーも秋の成績を見ると速い馬場のほうが合いそう。前走の大敗は気がかりだけどこの相手なら地力上位では。


穴ならダンツキャンサー。スピリッツミノルやバッドボーイが逃げを避けるようになってきたので、自然と押し出される形で楽にハナに立てそう。こちらは逃げないとダメな馬。京都牝馬Sでも狙ってみたけど、思ったより楽なペースにならずに早々に捕まったものの最後までよく粘っていた。51キロのハンデでマイペースで逃がしてもらえれば粘りこむかも。
ただ阪神1800外回りコースでの逃げ切りはなかなか難しい。設置から10年ほど経ったのに、2歳戦を除いたオープンクラスで逃げ切ったのがダイワスカーレット1頭だけという逃げ馬鬼門のコースなのでヒモに留めた。


◎クランモンタナ
○ダノンメジャー
▲ダンツキャンサー
△テイエムイナズマ
△ハギノハイブリッド
△ナムラアン