京都金杯

菊花賞後にオープンクラスのマイル戦を選んだ馬の成績は( 5 2 2 18 )で勝率18%、回収率150%とかなり高い数字を残していて、近年でもローエングリン、ケイアイガード、トライアンフマーチ、サンディエゴシチーなど、いかにも距離短縮で走りそうだった馬がしっかり期待に応えて勝ち切っている。間隔が20週以上空いたケースを除くと( 4 2 1 11 )で回収率は190%まで上がる。ここもエアスピネルには逆らいにくい。


しかしそれでも本命はマイネルハニー。前走は人気を落としすぎた。馬場にも助けられたけど息の入らない苦しい展開ながら最後まで譲らず勝利。ちょっと時計のかかる馬場で先行すると本当に息の長い脚を使う。これまでは逃げなければ脆い印象もあったけど、ダノンメジャー、メイショウナルトの2頭を先に行かせて先行策から押し切れたのも大きな成長の証。
今回は1ハロン短縮だけど、メンバー的にはむしろ前走よりもハナ争いは楽になった印象で、その気になれば単騎逃げも可能では。00年以降の京都金杯、特にAコース開催では穴馬に逃げ切りが多発している。頭から狙えるチャンス。馬連と馬単一点ずつ。


◎マイネルハニー
〇エアスピネル