フェアリーS

ほぼ1勝馬ばかりの牝馬で構成されていて、G3とは名ばかりのレース。この時期のこのレベルの3歳馬にとって、短い直線と急坂を乗り越えて外から伸びて差し切るのは至難の業。マイペースで運んだ逃げ馬と、内枠をうまく活かした馬でなければ好走は難しい。今年は開幕初日が完全な差し馬場だったのでまた違うかと思ったけど、土曜は逃げ馬も残っていたので、やはり今年もセオリー通りの前狙いでいきたい。


本命はツヅク。2戦とも逃げている馬で、ここも江田照男なら多分ハナに拘ってくれるだろう。
デビュー戦は中山1800でうまくスローに落として逃げ切り勝ち。2戦目のアルテミスSでは沈んだけど、ラスト200で止まるまではなかなかの見せ場を作った。脚の使い方次第ではここでも十分頭で狙える力があると思う。


相手本線は一番強そうで弱点のないアエロリット。
堅実キャスパリーグは大外が厳しいし、初の関東圏への輸送もある。1400からの距離延長組の成績が悪いレースでもあるので消して妙味あり。同じような理由でメローブリーズも軽視。最内コーラルプリンセスはスタートに難があるし、直線の長いコースでの差し競馬しか経験していない点も不安で好枠を活かせるかどうか。


◎ツヅク
〇アエロリット
▲コーラルプリンセス
△ブラックオニキス
△ヒストリア
△キュイキュイ


◎〇馬連が本線。あとは◎→〇固定の三連単で内の伏兵に流すか。