東京新聞杯

ダノンプラチナが仕上がり途上だとすると、他はなかなか低レベル。3連勝中のダッシングブレイズは倒した相手と勝ちっぷりを見るとあまり奥の深い馬には見えないし、ダイワリベラルは前走スローで先行した展開に恵まれた感じ。グランシルクも東京でスパッとキレるタイプには見えない。


この相手なら6歳牝馬スマートレイアーで足りると見た。自分の得意舞台なら牡馬相手でも撫で斬りにする豪脚の持ち主。府中マイルでは2戦して着外2つと一見結果が出ていないけど、いずれも高速決着の前残りで決まったヴィクトリアマイル。東京マイル戦は高速馬場のGIで速い流れになるとたまにこんな形のスピード決着になって追い込み馬は手も脚も出なくなるけど、今の時期のG3ならスローからのベタな末脚勝負になってこの馬向きの流れになるはず。東京では1800なら( 1 2 0 0 )の成績を残していて、ペースが落ち着けば持ち味が生きる。
14頭立て以下の少頭数レースでは( 5 1 1 1 )、15頭以上では( 1 2 0 7 )。馬群を捌くのに苦労する分、頭数が少ない今回が狙い目。もっとも今回は他にも追い込み馬が多いので、場合によっては米子Sのようにある程度いいポジションを確保できる可能性もある。


相手はエキストラエンド。負けるとすぐ人気を落とす馬だけど、前走は前残りの流れで上がり最速の0.5秒差なら悪くない。寒いこの時期、さらに叩いて2戦目が一番走る馬だし、久々に得意の内枠を引いてきたのも大きい。なかなか勝ち切れないタイプなのと鞍上岩田の大不振を考えて対抗まで。


◎スマートレイアー
○エキストラエンド
▲ダノンプラチナ
△テイエムタイホー
△ダッシングブレイズ