日経新春杯

中山は大分外差しが届くようになったけど京都は相変わらず内がかなり有利に見える。そうなると最内レーヴミストラルが気になるところだけど、この馬はこれまで出遅れ気味のスタートから最後方待機して大外をぶん回すような大味な競馬しか経験していない。内を突いて伸びるか分からないし、人気の川田も必要以上に慎重に乗るタイプなので、せっかくの好枠を活かすような騎乗にはならないのでは。
サトノノブレスは一昨年の覇者だけど去年は人気を背負って見せ場無く大敗。勝った当時は55キロのハンデとハナを奪った奇策が功を奏した感じで、その後の走りを見ていても、直線の長いコース向きの末脚を使えるタイプではなさそう。58キロも厳しく映るので消し。


本命は人気でもシュヴァルグラン。実績馬が結構なハンデを背負わされている中で、前走準オープンを3馬身千切って勝ったこの馬が54キロはいかにも軽い。晩成のハーツクライ産駒だしここも通過点では。


相手はプロモントーリオかアドマイヤフライトだと思っていたけど、展開次第ではシャドウダンサーあたりでも割って入れるかも。京都実績のあるホワイトマズル産駒。先行してもしぶとい末脚を使えるし休み明けのほうが走る。


◎シュヴァルクラン
○シャドウダンサー
▲プロモントーリオ
△アドマイヤフライト