中山記念

本命はカレンミロティック。垂水Sの5馬身差レコード勝ちと、金鯱賞での後続を寄せ付けず最後はむしろ突き放すような勝ちっぷり。さらに先行総崩れの有馬記念で3角先頭からの粘りこみ。現役の中距離馬では今この馬が1番強いのではないかとすら思っている。先行押し切り型の脚質から中山1800の適性も相当高そう。G2にしてはかなりのメンバーが揃ったことでオッズも割れていて5〜6番人気。これならちょっと大きめに勝負してみたい。


カレンは雨が良くないので不安はあるけど、恐らく天気はそれほど悪くならないと思う。ただ良馬場でもこの時期の開幕週とは思えないくらい重くて時計がかかっているので、それがどうでるか。キレ味勝負のジャスタウェイは減点。天皇賞はとてもフロックでは片付けられない強さだったけど、あの走り1回だけでは人気を背負ってこのメンバーを制圧するほどの信頼はまだ持てないし、少なくとも中山で当時と同じレベルの走りはできないだろう。ドバイ遠征前の人気馬をあまり買いたくないというのもある。
トウケイヘイローも人気で遠征前だけど、こちらは脚質的にも中山1800はベストとも言えそうなコースで評価を落とせない。G1となると流れが変わってくるので勝てるかどうか難しそうなタイプだけど、得意コースのG2なら自分の流れに持ち込めるので、大概のG1級の馬相手に五分以上で戦える。
ロゴタイプは皐月賞当時の強さを発揮できるか不安。調教の採点が悪いようなので消し。


伏兵にもこの舞台で面白そうな馬が並んでいるけど、カレンミロティックとは結構な差があるように感じるし、自力でトウケイヘイローを捕まえられそうな馬も見当たらないので、あくまで三連単のヒモ荒れ候補まで。中山得意な馬や最近伸びてきた上がり馬が数多くいる中で、特に強調点のない古豪ダークシャドウがあまりに人気がなくて不気味に映る。大幅馬体減だった前走以外崩れていないし、好枠を引いたので念のため警戒。


◎カレンミロティック
○トウケイヘイロー
▲エアソミュール
△ダイワファルコン
△ダイワマッジョーレ
△ヴェルデグリーン
△ダークシャドウ