札幌記念

中山と阪神では無類の強さを誇る一方で京都と東京では伸びないゴールドシップにとって、果たして札幌はどうかという一戦。2歳時に1勝2着1回という微妙な成績を残しているけど、若い頃は東京・京都でもそれなりに走っていたのであまりアテにならない。
中山と阪神で突出した成績を残しているのはゴールドシップの強烈な個性のようにも見えて、実際はステイゴールド産駒全体にそういう傾向がある。平場を除いて芝レースの成績を競馬場別に見ると、中山と阪神が勝率12〜13%に達しているのに対し、ほかは全て8%に留まっている(中京のみ6%)。芝が重い点では中山と阪神にも似ていると思われる北海道での成績は決してよくない。また、重賞など大舞台での回収率が非常に高いこの血統が、唯一重賞を勝っていないのがこの札幌競馬場でもある。
改修以降、内有利の傾向がまだ続いているようだし、遠征前の叩きに過ぎないこの1戦で力を発揮できるだろうか。ヒモまでにとどめてみる。
昨年覇者トウケイヘイローから内枠の馬を中心に。


◎トウケイヘイロー
○トウカイパラダイス
▲ロゴタイプ
△エアソミュール
△ゴールドシップ