今年の反省

今年は全く予想が当たらず、まともな的中は後出しのユートピアSだけ。最近はその的中のおかげで僅かに浮いた貯金をすり減らしながら、何とか年間黒字収支だけは続けたいと思って細々と買っておりました。
軍資金にもっと余裕があればヴィクトワールピサの単勝で勝負することも出来たと思うのでちょっと情けない。最後に残った収支はプラス10円。オーラスのサンダルフォンを買うお金も無かった。


今年は無駄遣いが多かったなぁ。3月までは好調だった分だけ春に大きく負けすぎて、それを取り返そうと大振りになってなお負けが込むという悪循環。出馬表見ても分からないレースばっかりだった。


予想が全然ダメだった一番の原因は、平日に競馬のことを考える時間がほとんどなくなってしまったことだと思う。週末が来る前に事前に予想しておくというのはかなり大事だと感じた。

これにはいくつか理由がある。

週末に新聞の印やオッズを見た後で予想を始めると、新聞の予想に無意識のうちに流されたり、あるいは無理にその裏をかこうとして大した根拠も無い穴狙いに陥ることが今年多かった。自分で一から予想を組み立てた場合は例え外れても少しは自分の身になると思うんだけど、他人の予想を前提にしてるとどんどん思考力や記憶のストックがなくなって予想が下手になっていくように感じた。

マスコミの言うとおりに馬券買っても儲からないので、独自の切り口で予想していかない限り競馬で勝ち続けることはできない。その独自性のある考えを生み出すためには、適度に時間を空けて考えるというのも重要だと思う。これは競馬に限った話じゃなくて、例えば何か1つのことを2時間延々と悩み続けるよりも、30分ずつ4日間に分けて考えた方が、パッと新しいアイデア、切り口が見つかることが多いように感じる。時間を置いてリセットしながら冷えた頭で考えることで、視野が狭くなりすぎず、これまで見えてなかった落とし穴や新しい解決方法が見えてくるんだと思う。

それに馬券発売開始前に自分なりにオッズが推測できるかどうかというのは、そのメンバーの力量や世間の予想の流れをちゃんと理解してるかどうかの目安にもなる。それくらいの事前準備もやれてない状況では大きく勝負しない方が身のためなんだろう。



競馬の予想時間をすぐに増やすことはできないけど、今回の有馬記念くらいのクオリティの予想をちょいちょいできるように少しずつ勘を取り戻していきたい。当たらない予想を根気良く見続けてくれた方々どうもありがとうございました。よいお年を。