阪神牝馬S

本命はジョリーダンス。そろそろ引退らしいけど、前走の阪急杯は差しにくい馬場の中で6着に健闘。フィールドベアー、トウショウカレッジ、ファリダットあたりと互角に渡り合った。今の阪神芝コースは当時とは比較にならないほど差しやすい馬場状態。相手のレベルも格段に落ちる。最も得意とする阪神芝1400で有終の美を飾って欲しい。


対抗はレインダンス。好不調期がハッキリしているタイプで、昨年秋からようやく調子を取り戻してきた。前走は勝ち馬にうまく内を突かれて2着惜敗。今度は斤量面の不利もなくなるし、馬場がどんどん良化している今の阪神コースならさらに上積みが見込める。
ローズS、秋華賞など先行して粘り込んだイメージが強いけど、それも含めて、これまで好走したレースは直線での上がりの速い決着が多い。もともと外から豪快に差し切って連勝して出世した馬だし、阪神1400の末脚勝負には意外と適性がありそうな気がする。


◎ジョリーダンス
○レインダンス


2頭とも意外と人気してないな。ダンスインザダーク産駒は最近だけでもジョリーダンス、マルカフェニックスがこのコースで重賞を制覇している。今の阪神の馬場でも好調のようだし、ワンツーを期待。


ポルトフィーノは軽視。武豊×サンデーレーシングの重賞1番人気は通算で( 5 0 0 11 )。基本的に過剰人気だし、来たらしょうがない。未知数で怖いのはむしろアルティマトゥーレ。ただ先週までの差し馬場が続くとしたら、このオッズは少し割に合わないか。
穴ならヤマニンエマイユ。近走パッとしない成績だが、京都金杯や中山牝馬Sではそこそこの末脚で追い込んできていた。流れ一つだと思う。オディールまで手が回るかどうか。