新春S

本命はマイネルパシオン。1年ぶりの復帰戦だった前走六甲アイランドSは16番人気16着。ここも人気してないけど、調教自体は休養前と同じくらいの時計が出ている。一叩きしての変わり身に期待してみる。


休養前の前々走は一昨年の六甲アイランドS。典型的なハイペースの前潰れで後方待機組が一気に雪崩れ込み、三連単570万馬券の決着になった。そのレースで道中2番手追走、直線入り口で早め先頭、ラスト150メートルまで先頭を守り通したのがマイネルパシオンだ。それ以前にもハイペースで大荒れの競馬を先行して粘り通すという走りを何度も見せていた面白い馬で、ケガから復帰するのをずっと待っていた。500万や1000万条件で惜敗が続いて出世が遅れたが、こいつを倒した馬の多くがその後の昇級戦もあっさり勝ち上がっていたので、もともと地力は高い水準で安定していた。1年前と同じくらいのデキにあればこのクラスでも勝負になると思う。当日の馬場次第だけど、この時期の京都は時計がかかって持久力勝負になりやすいので多分向く。しばらく追いかけてみたい。


◎マイネルパシオン
○マッチメイト
▲サワヤカラスカル
△テイエムアタック


相手は順当なら距離短縮のテイエムアタックだろうけど、鞍上が嫌だな。2走前に1600で激走したマッチメイトにも期待してみる。現状ではこれくらいの距離でゆったり先行した方が向きそう。