シルクロードS

このレースで「条件上がり」と言えるのは、エムオーウイナー、ナリタシークレット、スピニングノアールの3頭だろうか。
正直ナリタシークレットは重い芝の前残り馬場をいかして勝ちあがってきただけで、ここでは全くいらないと思う。スピニングノアールはキレ味はもともと重賞級で、前走中京で外から差しきった脚は凄かった。だがあの週は他にもスマイルフォライフ、キョウワロアリングといった面々が同じようなコース取りで突き抜けており、見た目よりは馬場が向いていたという感想は持っておきたい。もともと京都ではなかなかアタマまで突き抜けられない馬でもある。


本命はエムオーウイナー。京都1200で( 2 1 0 0 )。小牧との相性も( 2 1 0 1 )と文句なし。前走新春S勝ちからマイナス2㌔のハンデの恩恵もある。
ついさっきまではコパノフウジンで行くつもりだった。前走は不良馬場のダートのハイペースを外から先行して、ジョイフルハートと共倒れ。2走前は大の苦手の左回り。これを度外視すればおいしい。京都でも勝ちきれてはいないが好走している。
そのコパノフウジンと福島民友Cで同タイム2着の実績がエムオーウイナーにはある。今回はハンデの差がついただけ有利。ちょっと遠回りなモノサシになってしまうが、「どうせスプリント重賞はレベルが低い」と決め付けてこの馬から入ってみたい。