高松宮記念

難しい。とりあえず雨の影響がほとんどない想定で。
最内枠のスズカフェニックスがどう捌くかだが、1200〜1400の経験もそれなりに積んできたし、スタートも上手。その気になれば5〜6番手につけて堂々と抜け出す競馬もできるんじゃなかろうか。最内で詰まるのは確かに心配だが、そういうのはバテた逃げ馬が邪魔になる場合がほとんど。今回の先行馬はそこそこ強いので、内から抜け出す隙は生じると思う。素直に本命。


◎スズカフェニックス
○エムオーウイナー
▲ローレルゲレイロ
△プレミアムボックス


相手は速い時計で走れる逃げ馬2頭。
エムオーウイナーの大穴としての狙い目は前走だったが、もともと速い時計に適性のある馬で中山より上積みがありそう。昨年このレースで3番人気で7着と敗退したが、先行馬としてはかなりの見せ場をつくっていて、良馬場ならもっと際どい勝負になっていたはず。今年は意外と人気していないので買っておきたい。


絶好枠を引いたプレミアムボックスも面白い。2走前の山城Sの勝ちタイム1.09.3は、斤量とペースを考えれば翌日のシルクロードS以上に評価できる好時計。前走のオーシャンSでは内有利の馬場状態の中で終始外を回らされながらも直線で一伸びして見事差し切り勝ち。タイプの違うこの2戦をモノにしたのは評価できる。去年夏の福島では時計勝負への適性も示した。スプリントの上がり馬ではマルカフェニックスに注目が集まりがちだが、同等の実力は持っていると思う。後はスタートが鍵。