日経新春杯

2-5番人気の4頭は4歳世代。しかしこの世代はドゥレッツァ以外はっきりレベルが低いと思っている。ダービー馬と皐月賞馬が古馬GIで揃って掲示板にも載れなかったあたり、アグネスフライト・エアシャカール世代を髣髴とさせる。数字で見ても、3歳上の芝のオープン・重賞レースで各世代が3歳時にどれくらい古馬相手に好走したかを調べると一目瞭然。ハイレベルな世代なら勝率12-17%、連対率18-25%くらいになるけど、去年の3歳世代は勝率6.7%、連対率14.7%に留まっている。菊花賞で勝ち馬から1秒以上もちぎられた馬たちにここで期待するよりは、歴戦の古馬から買いたい。

本命はブローザホーン。心房細動で競走中止になって以来だけど、特段の治療も必要なく有馬記念にも登録していたくらいなので、十分立ち直っていると見た。長距離ではまだ底を見せていない。

あとはディアスティマ。最近スタートダッシュが効かなくなってきたのが気がかりだけど、今回はリビアングラス以外に逃げ馬はいないし、スムーズに運べる可能性は十分ある。

 

◎ブローザホーン

○ディアスティマ