エリザベス女王杯

ブレイディヴェーグに華があるのはわかるんだけど、500万条件勝って3歳GII2着しか実績のない4戦2勝の馬がいきなりGIで一番人気というと、逆らいたくなる気持ちの方が大きい。ハーパーも一緒。この2頭は3歳世代でも3,4番手。この辺に人気が集中するなら、少々地味でも実績ある古馬から入りたい。

過去3回のエリザベス女王杯は阪神開催で追い込み決着が目立った。しかしそれ以前の近年の京都開催では、差し馬が勝つとしても、逃げ・先行馬が2着に粘りこんで追い込み馬は届かないシーンが多かった。今回も追い込みの末脚自慢が人気を集めているので、ある程度前に行ける馬から狙いたい。

 

本命はマリアエレーナ。小倉記念圧勝後は人気を集めつつも結果が出ていないけど、王道GIで一流牡馬相手にそこそこ善戦している。ハンデG3では420キロ台の馬体には重すぎる56.5キロを背負わされたのも厳しかった。前走オールカマーでは2200がどうかと思ったけど良く伸びて4着。2着タイトルホルダー、3着ゼッフィーロとは同タイム。5着ガイアフォース、6着ジェラルディーナにはしっかり先着している。この実績があって牝馬だけのこのメンバーで8番人気というのは評価が低すぎる。鞍上は確かに関西GIで頼りないが。スパッと切れるタイプではないけど、小倉の下り坂ロングスパート戦で強かった馬なので、京都外回り2200とかはベスト条件の可能性がある。

 

相手はアートハウス。休み明けで勝って次戦で負けるを繰り返している馬で、今回は走る番。あとは逃げ粘るディヴィーナか、差し脚鋭いブレイディヴェーグか。なんか一頭抜けている気はしなくもない。

 

◎マリアエレーナ

○アートハウス

▲ディヴィーナ

△ブレイディヴェーグ