キーンランドC

ブランボヌールから買ってみるか。前走は前半3ハロン32.2の猛ラップを前で追走して9着。先行馬には相当厳しい展開だった。そもそも1.06.8のレコード決着になるようなとても函館とは思えない馬場状態。重い芝巧者のこの馬にとって厳しかったと思う。今の札幌ならかなり時計はかかりそうだし、この馬の出番では。


3歳牡馬は人気ほど信頼できないので黙って消してみよう。シュウジもそろそろ人気を落とすかと思ったけどそうでもなかった。58キロで重賞勝つような器ではないんじゃないか。


対抗はイッテツ。前走は早め先頭からヒルノデイバローの追撃を最後まで押さえつけて勝利。北海道では本当によく走る。函館スプリントSは時計が速すぎてついていけなかった。ここなら勝ち負けできそう。


夏は牝馬ということで、ソルヴェイグとナックビーナスを押さえる。
あと怪しいのはエポワス。毎年北海道でオープン特別までは来るけどキーンランドCでは地力及ばず敗退、を繰り返す9歳馬。今年は例年になく好調な成績のまま北海道入りしてUHB賞で人気を背負ったものの大敗。一気に人気を落とした。何の見せ場もなかった前走の敗因は謎だけど、これまでにも大敗した直後にあっさり好走するのを繰り返しているので度外視するくらいでいいかも。重賞で来ない理由の一つに多頭数の競馬を苦手としている点もあると思うけど、今年のキーンランドCは13頭立て。いかにも狙い目という気がする。
ルメールがブービー人気に乗るというのも久しぶりだけど、ルメールは重賞では1-3番人気に乗ると勝率18%で回収率63%、4番人気以下だと勝率10%で回収率は134%に上っていて、毎年コンスタントに穴を出し続けている。近年でもノボリディアーナやシングウィズジョイのような二桁人気を持ってきているし、穴でこそ期待したい。


ヒルノデイバローは悩んだけど手が回らなかった。重賞戦線で好走していてなかなかの実力馬だけど、好走するにはある程度ポジションを取る必要がある。速い馬の多いここでは難しいか。


◎ブランボヌール
○イッテツ
▲ソルヴェイグ
△ナックビーナス
△エポワス