朝日杯FS

知らない馬ばかりなのでケンするつもりだったけど、土曜があまりにも不完全燃焼だったのでちょっと手を出してみるか。
フランケル産駒の活躍ぶりが話題で、今週も人気はミスエルテ。しかしファンタジーSを平凡なタイムで追い込んで勝っただけの牝馬が牡馬GIで一本被りの人気になるのはあんまりじゃなかろうか。GIで人気の川田も当てにならない。ただでさえ今の阪神は内有利で前が残る。土曜は逃げ馬が3勝2着1回。逃げが強すぎてマークがきつくならないか心配になるくらい前が残る。
阪神1600外回りというと阪神JF、朝日杯FS、桜花賞と3つのGIとも追い込み馬が幅を利かせるレースが多いので直線勝負の末脚が求められそうなイメージだけど、それ以外の重賞で見ると、逃げ馬は( 9 2 4 13 )で勝率32%、単勝回収率451%という圧倒的な成績を残している。重い芝と急坂があって、長い直線をフルに使って伸び続けること自体が難しいコース設定。前残りの馬場状態で追い込み馬が人気を集めるようならマイペースで運べる馬を狙ってみたい。


逃げたら2戦2勝でいずれも後続を寄せ付けずに快勝しているタガノアシュラが逃げるようなら面白そうだけど、これまではスピードの違いで勝手に逃げる形になっただけで、マイルでハナ争いを制してまで逃げることはなさそうな雰囲気。
そうなるとハナを奪うのは大外のトラストか。こちらも逃げたら3戦3勝で札幌2歳Sを圧勝している。休み明け+12キロで挑んだ転厩初戦の東スポ杯2歳Sでは先行争いが激化してかかり気味に2番手を追走。結果5着に負けたけど、1-4着はすべて後方待機馬で、先行馬総崩れの中で唯一最後まで見せ場を作ったのがこの馬だった。上位入線馬は朝日杯に出てきてれば人気に推されていたはず。8番人気の単勝20倍超なら頭から狙ってみたい。


◎トラスト
〇モンドキャンノ
▲クリアザトラック
△サトノアレス
△ダンビュライト
△タガノアシュラ


単勝がメインになりそうだけど、相手筆頭はモンドキャンノ。京王杯2歳Sでレーヌミノルを差し切った能力は高く評価できる。勝ち時計1.21.9も前週や翌週の古馬1000万下よりも上で、古馬準オープンと同等の優秀な時計。課題は1ハロンの距離延長だけ。7番人気は評価が低すぎる。あとはコースの鬼ディープインパクト産駒を中心に。