リゲルS

本命はダノンメジャー。クラシック戦線では通用しなかったけど秋に復帰して以降は充実している。ポートアイランドSとキャピタルSはどちらも5着だったけど、いずれも極端な内有利の馬場で内を通った先行馬が上位を独占する決着のなか、外に出してよく健闘していたと思う。内から伸びたカシオペアSではトーセンスターダムと同タイムの2着に差し込んできているように、スムーズに運べればオープン特別くらいいつでも勝てる能力の持ち主。関東圏では( 0 0 0 6 )なのに対し関西圏では( 2 2 0 1 )で掲示板を外していない。輸送がなく、馬場のいい内枠を引いた今回が狙い目。


ヒモ選びは難しい。キャピタルSで勝負どころで大外最後方の絶望的な位置にいながら目を見張る伸びを見せたグァンチャーレも面白いけど、最後はしっかり止まったし、あの末脚が毎回繰り出せるならもっと出世してるはず。溜め過ぎたからこそ引き出せた部分もあったと思う。シェルビーやダッシングブレイズもいいけど、馬場はかなり内の前が有利のようで、午前中のレースは先行馬の押し切りばかり。ここも穴なら前に行ってしぶとい馬を警戒するべきか。


クールホタルビの出方次第では、ハナに立つのはアーデントか、あるいは最内のマテンロウハピネスだろうか。アーデントは不良馬場だった去年のこのレースの勝ち馬。道悪専用機のようにも見えるけど、逃げたときは春興S1着、リゲルS1着、新潟大賞典4着、新潟記念9着となかなかの成績を残している。マテンロウハピネスもデビューから3戦は逃げてアーリントンC3着を含む3戦2勝。ジリ脚から一変するかも。


◎ダノンメジャー
○アーデント
▲マテンロウハピネス
△グァンチャーレ
△ダッシングブレイズ
△シェルビー