ここもキャピタルS敗退組からアルマディヴァンが気になる。夏以降牡馬相手に堅実によく走っているし、カフェブリリアントにも先着していてここでは実力上位。ハンデ53キロは軽い。
ただ中山が合うかどうか。準オープンを勝ち上がったときは中山1600で外から突き抜けているけど、このときはハイペースの前潰れ。長い脚を使ってこその馬なのでスローになったら中山向きのピリッとした瞬発力はないかもしれない。
本命は唯一の前走条件馬レッドセシリア。この夏の新潟で馬体が増えて上がり最速で0.1秒差まで追い込んできたのを皮切りに好調続き。冬場は毎年安定して走るのでしばらく追いかけたい。
レインボーSでは内で進路を伺っているうちに大外一気のライズトゥフェイムに出し抜けされる形で2着。相手が強かったけど、マークしていた人気のダイワリベラルあたりはしっかり捕らえている。前走ユートピアSは牝馬限定ながら重賞実績のあるなかなかのメンバーが集まっていたけど、外からしっかり伸びて快勝。最後マジックタイムに競りかけられてからもう一伸びしたあたりに勢いを感じる。もともと小柄な馬なので、55キロで準オープンでこれだけ強い競馬をした勢いで今回52キロで出られるのも大きい。
あとはようやく輸送のない適鞍に出走できるキャットコイン。春までの活躍ぶりならいきなり一変してもおかしくない。
◎レッドセシリア
○アルマディヴァン
▲キャットコイン
△カフェブリリアント
△ノボリディアーナ
