斑鳩S

◎ヒシフェアレディ


意外とこれまでブログで取り上げた回数は少ないが、前々から目をつけていた実力馬。去年の淀屋橋S、新潟日報賞、NSTオープンと、逃げ馬には不利な展開に耐えてギリギリまで粘りこむという魅力あるレースを続けざまに見せてくれた。去年秋から不調期間が続いていたが、前走の山城Sでやっと復活。あとは前が残るレース展開にさえ恵まれれば、いつ1600万下を突破してもおかしくない。
先週の馬場状態ならかなりの確率でこの馬が勝っていたと思う。今週土曜は雨が降って馬場状態が変化し、直線で大外に出した馬が勝ちきるレースが相次いだ。だがそれでも内で粘った馬もよく健闘していたので、内外の馬場差がそれほど大きく開いたようには今のところ思えない。それより馬個別の道悪適性のほうが重要ファクターで、その点に関しては重・不良で( 2 0 0 0 )のヒシフェアレディに不安はない。
どちらかと言えば最後の最後で差される「勝ちきれないキャラ」の印象が強いので単勝を買う不安はある。だがこれまで好走時に惜敗したのはほとんど強豪牡馬相手のもの。逆に、未勝利戦以外を除く4勝全てが牝馬を競り落として1着になっている。牝馬限定戦ならアタマまで期待できるかも。


でもブック見たら想定11倍とかになってる。ここは他のメンバー全体が弱すぎるか。せめて15倍、できれば20倍くらいは欲しいが・・・。