北九州記念

今年の夏競馬はよく荒れますな。二桁人気が勝つ方が当たり前のような流れ。今週の北九州記念は過去14回中、8番人気以下の穴馬が勝ったのが8回を数えるとても荒れやすいレース。メンバー的にもすんなりとは収まらなさそう。

適性としては新潟直線コースに似ていて、真夏の高速馬場への適性が求められるとともに、新潟同様に馬格がしっかりしていて斤量が軽い馬が強い。新潟との大きな違いは、最初の下り坂でスピードが出すぎて32秒台の超ハイペースになった結果前が潰れてしまうケースが多いということ。馬場次第では内で前がそのまま残ることもあるけど、逃げ馬は一度も馬券に絡んだことはなく、マクって上手くペースをつかんだ差し馬が強い。馬群に揉まれることなくマクって直線に持ち出せる外枠が強い傾向もある。

 

人気どころで信頼できそうなのはタイセイアベニール。上記の傾向全てクリアしていて、実績的にも1200の高速馬場なら崩れていない。あとは昨年の覇者でもある夏馬ダイメイプリンセス。今年は56キロだけど新潟でも走ったしギリギリ許容範囲だろう。

穴臭いところでは最内プリディカメント。芝1200なら( 3 2 0 1 )だし、前走のような追い込みが嵌りそうなコース。518キロの巨体に52キロは裸同然。

大穴だと、1200得意のメジェールスー、前走初の1200で検討したクライムメジャー、昨年小倉2歳Sでのちの活躍馬をまとめて負かしたマイネルグリットあたりが斤量的にチャンスがありそう。

 

 

◎プリディカメント

○タイセイアベニール

▲ダイメイプリンセス

△メジェールスー

△クライムメジャー

マイネルグリット