京都記念

一時期は強い馬が無難に賞金を加算する堅いレースだったけど、ここ数年は人気馬、特に末脚一辺倒のタイプがアッサリ飛ぶ例が続いている。マカヒキはキズナやハープスターほど脆くはないと思うけど、これまで日本で繰り出した上りは全て33秒9以下。綺麗な馬場の末脚勝負でこその馬で、さらに本来はこの距離でも長すぎるタイプだと思うし、単勝1倍台の人気なら逆らってみるのが筋か。まあ午前中の未勝利で1分35秒台が出てるので、これくらいの馬場なら対応しそうではあるけど。


本命は昨年覇者サトノクラウン。香港ヴァーズでは堂々抜け出して後続を突き放す一方のハイランドリールをただ一頭追いかけてゴール前で交わす、ステイゴールドを彷彿とさせる見事な勝ちっぷりだった。7馬身突き放した3着以降もそこそこ強い馬だった。冬の時期には一切崩れていない馬だし、体調さえ整っていれば、この距離では普通にマカヒキより上かもしれない。三連単の頭固定。


相手は普通にミッキーロケットだけど、もしマカヒキとこれのどちらかが飛ぶようなら、3着候補に挙げたい穴馬はアングライフェン。時計がかかる馬場でこそ成績を上げるタイプで、去年はこの時期の準オープンを道悪で圧勝、夏にはヴォルシェーブも完封している。前走は休み明け、短距離の前残り戦で追い込んで負けたけど着差は僅かだった。上がり目は十分ありそう。



◎サトノクラウン
〇ミッキーロケット
▲アングライフェン
△マカヒキ