チャンピオンズC

先週は内枠6頭に絞って三連複で攻めたものの唯一買ってない組み合わせが来てしまった。今週も引き続きわくわく競馬で。というのも中京ダート1800は改修以降、内枠有利があまりにも顕著。2014年だけは例外的に外枠の方が良かったけど、それ以外の年では、1000万条件以上で見ると

  • 1枠 勝率2% 回収率16%
  • 2枠 勝率9% 回収率140%
  • 3枠 勝率7% 回収率116%
  • 4枠 勝率17% 回収率85%
  • 5枠 勝率10% 回収率221%
  • 6枠 勝率5% 回収率33%
  • 7枠 勝率0% 回収率0%
  • 8枠 勝率3% 回収率14%

といった感じで外枠は壊滅的に酷い。土曜の開幕初日も内枠がよく来ていたし、今年も内有利と見て良かろう。今回は実力伯仲のメンバー構成だし、6,7,8枠に入った臭いところはまとめて切ってみてもいいんじゃなかろうか。

 

あと一昨年の内で大荒れしたイメージからはちょっと意外だけど、最内枠もかなり成績が悪い。好位でうまく脚を溜められればいいけど、外から包まれてラチ沿いに抑え込まれるようではダメということだろう。

ということでコパノリッキーも消し。中京1800は重賞では一度も逃げ馬が勝っていないほど前に厳しいコースだし、かといってハナに立たないなら外から包まれて尚のこと走りにくそう。例年と違って距離延長で臨む臨戦過程ということと一気に人気も落としてきたのでちょっと気になるところだけど、それでも2歳時から冬のこの時期毎年大敗している夏馬気質が今更治るとは考えにくい。

 

ということで内から中間あたりまでを中心に。ケイティブレイブは騎手が嫌なので、あとは頭で期待できそうなのはロンドンタウンだろうか。

馬体が絞れてさらに岩田が騎乗するようになった今年の夏から一気に素質開花。エルムSで1キロのハンデをものともせずテイエムジンソクに土をつけて日本レコードを記録。コリアCでもクリソライトを4馬身突き放す圧勝でレコード勝ち。遅咲きながら着実に力をつけてきている印象で、この2連勝の内容なら一気に頂点まで上り詰めてもいい気がする。過去の成績は安定していないけど、岩田が( 2 0 0 0 )、川田が( 3 2 0 0 )、他は( 0 1 0 10 )といった風に騎手によって成績が全然違う馬でもある。岩田なら前走のように好スタートして好位を確保してくれるのでは。

 

◎ロンドンタウン

○ケイティブレイブ

▲ノンコノユメ

△モルトベーネ

△グレンツェント

  

ゴールドドリームは芝スタートの東京以外ではスタートで出遅れて終了してしまうので消し。ミツバも面白いけど出足が遅いのが難点。2000なら盛り返せるけど、1800のGIとなると包まれて後方に置かれたまま終わってしまいそう。

それよりはヒモ穴で拾っておきたいのはグレンツェント。春の不調期は度外視するとして、休み明けをJBCクラシック5着なら上々。巻き返しがありそう。あとグレンツェントと東海Sで接戦を演じたモルトベーネ。休み明けは走らない馬で、2度叩いてからが本番。

 

外枠からテイエムジンソクだけ拾おうかと思ったけど諦めた。クロフネ産駒のダートの勝率を見ると、平場を除いて、新潟1.9%、中京2.7%、東京4.8%、他の競馬場は全て6%-13%と、見事に左回りだけ成績が悪い。この馬自身デビュー24戦目で初の左回りで、さらにGIの強いメンバーとなると、これまで楽勝してきたレースとの違いで戸惑う可能性は高い。実際超高速馬場のエルムSでは、なかなか止まらない前を捕まえようとして伸び悩んだ。今回は一番人気でマークされる立場で、鞍上がGIに慣れていない古川吉洋となると取り巻く状況は厳しい。