アルゼンチン共和国杯

本命はメイショウカドマツ。週中の想定オッズを眺めてると30-40倍つくのではと思ってドキドキしてたけど、蓋を開けたら前日6番人気、当日は雨も降って4番人気くらいに落ち着きそう。かなり穴人気を集めてしまったけど、こういう人気馬には逆らわない方が良いと思ってるので素直にここから入りたい。
オールカマーでも本命に推したけど本来は左回りでこそ。東京では1000万条件でステラウインドの追撃を振り切って1着、ダイヤモンドSでは差しに回ってアドマイヤラクティと接戦。最後は力尽きてジャガーメイルにも差されたけど見せ場十分の3着だった。そして雨の降った早春Sでは向こう正面からハナに立って直線さらに突き放して4馬身差圧勝。そして高速馬場の目黒記念でも果敢にハナに立って厳しいペースの中を4着まで粘りこんだ。鞍上も早春Sを解消している蛯名に戻ったし、休み明けを叩いて得意舞台なら重賞級の能力を発揮してくる。55キロも軽いし、ダイヤモンドSで示したように気分良く行けさえすればハナに立たなくても全く問題ない。
最近の東京は外差しが多かったけど、内がだいぶ荒れてきた上に雨まで降って、全馬内を避けて直線大きく横に広がる形の追い比べばかりになったことでまた前が残るシーンが目立ってきた。まさにこの馬に打ってつけ。


相手は人気でもゴールドアクター。スムーズに先行して堅実に伸びる末脚は信頼度が高い。ただ前走は57.5キロとはいえキレない馬ばかりの長距離戦でキレ味勝負になって多少恵まれた感はある。もともとスパッとキレないジリ脚型。2,3番手につけて抜け出せればいいけど、今回それなりに先行馬が揃った上に人気を背負って外枠を引いたので、少し位置取りが後ろになる可能性もある。仕掛けが遅れたらメイショウカドマツに届かないかも。


プロモントーリオも堅実だけど本来全くキレなくて直線後半でようやく追い上げてくるタイプ。それだけに1年半ぶりの前走で最後方から上がり33.5で差しきったのは驚いたけど、当日は京都大賞典でも上がり32.3とかめちゃくちゃな数字が出たような馬場だったし、ラスト4ハロンから急加速したレースだったことを思うと実質はロングスパート勝負で直線浮上できたと見るべきか。雨もプラスだろうけど前を一気に掃除するところまでは想像しにくい。
目黒記念2着のレコンダイトはここ2走が全くいいところがなさすぎて一変まではどうだろうか。目黒記念も内差しが決まりまくる高速馬場をうまく味方につけた感があって、この馬場なら今度はメイショウカドマツのほうが先着しそう。
一発があるならマイネルフロストか。休み明けは全く走らないけど、それ以外ではG1,G2でもそこそこ健闘していて地力は高い。本来はもう少し距離が短いほうが良さそうだけど、ダービーは内で粘って3着、菊花賞もハイペースを2番手で先行して7着などそこそこ健闘しているし、キレ味勝負にさえならなければ十分こなせると思う。


◎メイショウカドマツ
○ゴールドアクター
▲プロモントーリオ
△マイネルフロスト
△スズカデヴィアス


◎○の馬連が本線。
スズカデヴィアスまで押さえるか。逃げたときは比叡Sを快勝していて、休み明けの京都記念でもラブリーデイとハナ差の2着。メイショウカドマツと不必要にやりあった阪神大賞典こそ惨敗したけど、スムーズにハナに立ったレースでは崩れていない。


追記。やはり▲スズカデヴィアスで、◎○▲の3頭を厚めに勝負してみたい。