全然分からない。先週のようなタフな外差し馬場のままならエアシェイディやホッコーパドゥシャあたりから大穴狙いに徹するつもりだったんだけど、土曜の競馬を見ると一気に内が残る馬場状態に変化した模様。特に狙いたい馬がいなくなった。
ウオッカはこれくらいの距離になると決して超のつく一流馬ではないから、人気を背負う以上はできれば逆らいたい。他の有力馬ではカンパニーが内に入ったけど、頭数が多いと捌ききれない馬なので前走のようにうまくいくかどうか。
あとウオッカとカンパニーに共通するのは、「どう乗ってくるかよく分からない」という点。観戦する分には面白いんだけど、よほどオッズがつかない限りこの2頭の馬券で本気で勝負しようとはなかなか思えない。
とりあえず本命はマツリダゴッホ。
有馬記念まで待ちたいところだけど、ここでどんなに惨敗しようと有馬では絶対にこんなオッズつかないし、スタートで弾かれただけで終了してしまう可能性もある馬なので、人気が落ちてる時しか勝負できない。去年のスローのジャパンCでさえ僅差4着に来たこと、前走自分の形に持ち込んでの圧勝を思い起こせば、いきなり府中を克服しても驚けない。
外枠に入ったのが痛いけど、スタートが良ければむしろ他の有力馬を狭い内に押し込めて前に行ける可能性もある。東京2000は内有利が定説だけど、実際のところ外から寄られて押し込められる中の枠よりは、むしろ6〜7枠あたりの方が成績がいい。内に有力馬が殺到したり、コスモバルクが直線でまた悪さをする可能性も捨てきれないので、前に行くだけでも利点がある。
対抗はスクリーンヒーロー。グラスワンダー産駒なので基本的に冬馬。昨年大出世した東京開催になって人気が落ちたところでようやく買う気になった。休み明けを苦にしないし、スローでもハイペースでも実力を出せる。最内でバルクの直後の好ポジションをとれれば、バルクが外にヨレた時に内がポッカリ開く可能性もある。
◎マツリダゴッホ
○スクリーンヒーロー
▲エイシンデピュティ
△エアシェイディ
全体的に、オッズが示すほど実力に差はないと思うんだけどね。特に◎○の2頭は去年のジャパンCでウオッカやオウケンブルースリと互角以上に走ってるので、これで馬連400倍もつくなら面白いのでは。
